執筆者:水口貴博

心に響く30の言葉

27

普段から頭を下げておかないと、大切な場面で頭を下げにくくなる。

普段から頭を下げておかないと、大切な場面で頭を下げにくくなる。 | 心に響く30の言葉

普段から頭を下げていますか。

頭を下げる場面は少ないように思うかもしれませんが、誤解です。

日常を見渡すと、ビジネスでもプライベートでも、頭を下げる場面はたくさん存在します。

「ありがとうございます」と感謝するとき、頭を下げる。

「申し訳ございません」と謝罪するとき、頭を下げる。

「よろしくお願いします」と依頼するとき、頭を下げる。

頭を下げるのが面倒くさいと感じることもあるでしょう。

たしかに動作が増えるのは事実です。

首元と背中を曲げることになるので、少し面倒があるでしょう。

「面倒だから余計な動きは避けたい」という人もいるはずです。

しかし、面倒くさいからといって、普段から頭を下げておかないと、もっと厄介な面倒を招くことになるでしょう。

頭を下げないと、自然と偉そうな雰囲気が出てしまいます。

自分では普通にしているつもりはなくても、自然と横柄な雰囲気が出やすくなる。

嫌な雰囲気が漂うようになり、人付き合いの摩擦を生みやすくなります。

余計な誤解を招いてしまうのは、不本意でしょう。

また、普段から頭を下げていないと、いざ大切な場面になったとき、慣れていないので頭を下げにくくなります。

普段していないことを急にするのは難しい。

悪気はなくても、いつの間にかスムーズな人付き合いを妨げてしまうのです。

人付き合いは「言葉」だけでなく「態度」も大切です。

言葉に意識が向く一方、態度を油断していることが少なくありません。

丁寧な言葉で十分というわけではなく、丁寧な態度を見せることも大切です。

丁寧な言葉と態度の両方がそろってこそ、丁寧で謙虚な姿勢が加わり、人付き合いもスムーズになります。

普段から頭を下げる癖をつけておきましょう。

普通にお礼を言うより、頭を下げながらお礼を言うほうが、感謝の気持ちがよく伝わります。

普通に謝るより、頭を下げながら謝ったほうが、しっかり謝罪の気持ちが伝わります。

普通にお願いするより、頭を下げながらお願いしたほうが、相手の心を動かしやすくなるでしょう。

大きなことだけでなく、小さなことでも頭を下げるようにします。

別に難しい技術は必要ありません。

あなたの心がけ次第です。

今この瞬間から、意識を始めてみてください。

頭を下げるかどうかで、別人と見間違われるほど、あなたの雰囲気が変わります。

「何だか雰囲気が柔らかくなったね。優しい雰囲気になったね」と言われるでしょう。

普段から頭を下げる癖をつけていれば、必ず人付き合いはスムーズになります。

心に響く言葉(27)
  • 普段から頭を下げる癖をつけておく。
1日1日がチャンス。

心に響く30の言葉

  1. いいことがあるから、いい顔をするのではない。
    いい顔をするから、いいことがある。
  2. 褒め言葉は、いきなり否定するものではなく、まず感謝するもの。
  3. 失敗が悪いわけではない。
    失敗を隠そうとするのが悪いのだ。
  4. 幸福は気づきにくい。
    不幸は気づきやすい。
  5. 完全にぼうっとするのではない。
    問題を意識しながらぼうっとする。
  6. 世の中に完全な理解はない。
    「理解は誤解の一種」と心得る。
  7. 自分の才能を開花させるには「捨てる覚悟」が必要。
  8. 第一志望を受験しなければ、合格の可能性はゼロ。
  9. おしゃれでも、元気がないと、魅力的に見えない。
    おしゃれでなくても、元気があると、魅力的に見える。
  10. 他人の魅力は、真似するものではなく、参考にするもの。
    自分の魅力は、作るものではなく、引き出すもの。
  11. 怒りを感じるのはいい。
    怒りを爆発させるのがいけない。
  12. 現在は1つしかない。
    未来は無限にある。
  13. 始めるきっかけは何でもいい。
  14. 明けない夜はない。
    やまない雨もない。
    過ぎ去らない嵐もない。
  15. 頭で考えるのは大切。
    心で感じるのはもっと大切。
  16. 当たり前の生活習慣は、簡単であっても一番大変。
  17. 車のハンドルは「遊び」があるから、安全運転できる。
    人生も「遊び」があるから、うまくいく。
  18. 友情の絆は、急にできるものではなく、育てていくもの。
  19. 友情・愛情で大切なのは、物理的な距離より精神的な距離。
  20. やりたいことをやっている人は、成果にかかわらず、かっこいい。
  21. 人生の扉を切り開く鍵は、あなたの心の中にある。
  22. 肉体は消耗品。
  23. 知識の偏りを恐れるな。
    知識は偏りがあって正常。
  24. 注意されるうちが華。
    注意されていらいらしたら、心の小さい自分を反省する。
  25. 屈辱は、恥で終わるものではなく、バネにして晴らすもの。
  26. 前回の話を思い出せないのは、真剣に聞いていなかった証拠。
  27. 普段から頭を下げておかないと、大切な場面で頭を下げにくくなる。
  28. 1日1日がチャンス。
  29. 邪念が湧いて良心を失いそうになったら、天から神様が見ている様子をイメージしよう。
  30. 心に響いた名言が、あなたの人生を変える。

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