同棲では、譲る気持ちが大切です。
2人が一緒に暮らせば、考え方の対立は必ず起こります。
そんなとき、無理やり自分の主張を押し通そうとすると、パートナーと対立して喧嘩に発展します。
もしお互いの意見や主張がぶつかれば、心を大きくして、パートナーに譲ることも大切です。
もちろん重要なことは、きちんと理解してもらう必要があります。
重要なことは、自分の生き方や考え方にも影響するため、パートナーに理解してもらう必要があるでしょう。
たとえば、持病で食べられないものがあるなら、炊事のとき、お願いしたほうがいいでしょう。
愛情を注いでいる趣味があるなら、多少の無駄遣いも理解してもらう必要があるでしょう。
重要なことがあるのも事実です。
しかし、重要なこと以外は、何でも譲れるようにしておきたい。
重要なこと以外は気にしないようにすると、心が大きくなって、譲りやすくなります。
「そんなことをすれば、パートナーの言いなりになるではないか」と思うかもしれませんが、誤解です。
寛大になることとは、思いやりを表現することです。
あなたが寛大になることで、パートナーに思いやりが伝わります。
あなたの思いやりに接したパートナーは「大事にされている」と再認識でき、温かい気持ちに包まれるでしょう。
結果として、円満な同棲と良好な人間関係が実現できます。
寛大を心がけることで、心の器を大きくするトレーニングにもなります。
自分の許容範囲が広がることを「器が大きくなる」と言います。
小さなことについては、自分のこだわりを捨ててしまいましょう。
執着も未練もこだわりも、少ないほうが生きやすい。
重要なこと以外は、何でも譲れるように心がけてみてください。
「これくらいのことは気にしない」と思うと、自分の許容範囲が広がります。
「これくらいのことは気にしない」と思えるのも、かっこいい。
重要なこと以外は、何でも譲れることを「寛大」と呼ぶのです。