ルールや役割分担を決めるときには、話し合って決めます。
すんなり決まればいいですが、時には相手の考えに抵抗を感じることもあるでしょう。
そんなとき「反対したら機嫌が悪くなるかな」と不安になって、もやもやする。
つい反対意見を言いそびれるかもしれません。
もちろんわがままな意見や身勝手な意見なら控えたほうがいいでしょう。
自己中心的な意見なら、ぐっと我慢することも大切です。
しかし、いつも反対意見を我慢すればいいわけではありません。
パートナーの顔色ばかりうかがっていると、言いたいことが言えなくなります。
どんどん不満が大きくなって、ストレスをため込んでしまいます。
何かを決めたり考えたりするとき、パートナーの意見が優勢になってしまいます。
時には反対意見を述べることも必要です。
「嫌だな」と思ったことは、素直に伝える勇気を持ってください。
「違うな」と思ったことは、素直に意見を述べる勇気を持ってください。
2人で意見を言い合えば、ちょうどよい中間地点を探れます。
それは、妥協案ではありません。
理想案です。
理想案は、正直な意見をぶつけ合ってこそ生まれます。
2人にとっての理想案を見つけたいなら、2人が正直な意見を言い合うことが必要です。
話が平行線になれば、助け合いと譲り合いの精神を思い出してください。
話し合いに時間がかかったとしても、助け合いと譲り合いの精神さえあれば、お互いにとって理想的な案を見いだせます。