同棲を始めたら、2人の時間を作りましょう。
同棲すれば、2人の時間も自然と増えると思いがちです。
たしかに同じ場所で暮らしているのですから、会う回数は増えるでしょう。
常に会い続けていると言っても過言ではありません。
しかし「会う回数」と「一緒に過ごす回数」は、比例するとは限りません。
会う回数は多くても、一緒に過ごす回数が少ない状況になることがあります。
自然に任せて行動していると、同棲中であっても、すれ違いは発生します。
たとえば、2人とも過ごすのは、自分の部屋。
一緒に住んでいても、行動は別々。
会うことはあっても、挨拶も会話も必要最小限。
これでは、もはや家庭内別居と同じ状態です。
人の気配はあっても、行動が別々なら、一人暮らしをしているようなもの。
別々で行動するのは快適かもしれませんが、同棲している意味がないのです。
同棲を始めてこそ、2人の時間を作りましょう。
2人の時間は、自然と増えるものではなく、意識をして作るもの。
一緒に過ごす意識をしてこそ、2人の時間も増えます。
たとえば、炊事です。
役割分担で炊事の当番が決まっているかもしれませんが、たまには2人で作りましょう。
2人で一緒に食事の支度をすれば、共通の時間を過ごせます。
「料理を作る」という共通の目的を一緒に取り組むことで、2人で協力する時間が生まれ、絆や一体感が高まります。
あらかじめ2人で一緒に食事を作る日を決めておくのも、よい工夫です。
2人で買い物に出かけるのも、いいアイデアです。
「これがすてきだね」「あれがおいしそう」「珍しいものを見つけた」といったささいな会話が大切です。
買い物中の会話を通して、コミュニケーションの量が増え、お互いの理解が深まります。
2人でスポーツを楽しむのもよいことです。
一緒にスポーツジムに行くのもよし。
一緒にウォーキングやランニングをするのもよし。
もやもやしたことがあっても、汗と一緒に出ていくでしょう。
2人で一緒にストレス発散ができるのは、なかなか贅沢な経験です。
同棲しているからこそ、2人で一緒の行動を意識することが大切です。
最近、2人で行動していますか。
自然に任せるのではなく、意識をして、一緒に過ごす時間を作りましょう。