同棲の悩みの1つが「自由な時間が減ること」です。
実家暮らしや一人暮らしのときなら、自由な時間を確保できても、同棲では状況が変わります。
2人で一緒に暮らす都合上、パートナーと会う時間が長くなります。
ルールによる制約が増え、しなければいけない家事も増え、ますます自分の時間が持てなくなります。
窮屈や息苦しさを感じることもあるかもしれません。
「もっと自由な時間がほしい」と悩むのです。
たしかに自由な時間は減るかもしれませんが、絶望的ではありません。
意外と簡単な解決策があります。
自由な時間が短くなった分だけ、質を高めればいいのです。
自由な時間は短くなっても、質を高めれば、量をカバーできます。
たとえば、自由になる時間が1日1時間しかないとします。
読書が好きなら、1時間は徹底的に読書をする。
見たい番組があるなら、1時間はとことん楽しむ。
しなければいけない勉強があるなら、1時間は集中して勉強する。
たった1時間であっても、全神経を研ぎ澄ませて集中すれば、2時間分や3時間分の価値になるでしょう。
1時間、気ままに散歩をするのもいいでしょう。
のんびりした時間であっても、癒しと安らぎを堪能できるなら、濃厚な時間になります。
「自由な時間が減った」と、ただ嘆くのではありません。
自由な時間が減った分だけ質を高めれば、実質をほぼ同じにすることが可能です。
質の高め方を工夫すれば、実家暮らしや一人暮らしのときより生産性が高まる可能性もあります。
時間の長さにとらわれるのではなく、質に注目することが大切です。