「顔も見たくない」
「一生関わりたくない」
そんなときに考えるのが、縁を切る別れ方です。
恋人関係から友人関係に戻りたくても、事情があって難しい場合があります。
「別れるなら、いっそのこと完全に恋人と縁を切りたい」
そう考える人もいるでしょう。
さてこのとき、罪悪感があって悩む人も多いのではないでしょうか。
「縁を切って別れたいが、相手がかわいそう。相手に申し訳ない」
友人に戻る方法と比べて、縁を切る方法は、少し大げさに感じるのではないでしょうか。
相手を捨てるかのような印象があり、嫌煙されがちです。
しかし別れでは、縁を切ることもあっていい。
縁を切る別れ方は、まったく変ではありません。
心の冷たい対応に感じるかもしれませんが、別れに中途半端な道徳観念を持ち込むと、別れの妨げになります。
大切なことは、お互いのためになる選択です。
「どちらの方法が傷つかないか」で考えるのではありません。
「どちらがお互いのためになるか」を基準にしたほうが、考えの整理がしやすくなります。
友人関係に戻るのがお互いにとってベストなら、そうすればいいでしょう。
一方、完全に縁を切るほうがお互いのためになるなら、そうしたほうがいい。
完全に縁を切るほうが、人生の区切りをつけやすいため、次のステップにも進みやすくなります。
友人関係に戻るのを諦め、潔く縁を切るのも自由。
お互いのためを考えた結果なら、縁を切る選択肢も素晴らしい決断です。