「一刻も早く別れたい」
そう思ったとき、手荒な方法で手早く済ませたいと思うかもしれません。
たとえば、わざと暴言を吐いて、相手と喧嘩をする。
わざと相手を不快にさせ、不仲を作り出す。
別れる決断をするくらいですから、いらいらしているでしょう。
ため込んだ不満がいっぱいで、腹が立ったり憎んだりしているかもしれません。
もちろん相手から暴力を振るわれたりストーカーをされたりなど、日常生活への支障があるなら別です。
特別な事情があるなら、強硬な手段が必要になることもあります。
しかし、普通に別れるなら、非常識な方法は厳禁です。
腹が立っていても、辛抱です。
愛情が冷めていても、最後くらいはきちんとしたほうがいいでしょう。
お互いに愛し合い、一緒に人生の一時期を過ごしたのは事実です。
いろいろなところへデートに出かけ、楽しい思い出もたくさんあるはずです。
だからこそ、別れるときには、きれいな別れ方を意識したいところ。
恋人との別れは、新しい人生の始まりでもあります。
きれいな別れ方ができれば、次のステップにもきれいに移れるでしょう。
上手な別れ方ができれば、友人として関係を保てる可能性も出てきます。
「最後だからどうでもいい」と考えるのではありません。
「最後だからこそきちんとしたい」と考えるのが、大人の対応です。