別れ話を切り出して難しいのは、別れた・別れていないの境目です。
別れ話を切り出して話し合っていると、恋人と別れているのかはっきりしない時期があります。
きちんと付き合っているわけではないが、完全に別れているわけでもない。
何を基準にして、いつから別れた状態と言えるのか。
もちろん実際は2人が決めることなので一概には言えません。
ただし、一般的な目安としては、やはり別れの挨拶でしょう。
2人で話し合い、お互い納得したうえで別れの挨拶が済めば「正式に別れが成立した」と考えるのが妥当です。
早ければ、別れ話を切り出した当日に別れが成立することも可能です。
当然ですが、一方的な別れの挨拶は無効です。
一方的な別れ方では「すでに別れた」「まだ別れていない」という食い違いが起こる可能性があります。
必ず2人が納得したうえで、別れの挨拶ができているのがポイントです。
したがって、別れ話を話し合っている間は、別れかけているとはいえ「まだ付き合っている」と考えるのが適切です。
このデリケートな時期に、恋人の存在を聞かれたときは「恋人はいる」と答えます。
ただし「別れを話し合っている最中」と補足してもいいでしょう。
ほかに好きな人がいても、正式に別れるまでは、アプローチを自重しておくのが賢明です。
新しい恋に向かうなら、正式に別れが成立してからのほうが、余計なトラブルを避けられます。