メールと手紙。
別れ話をするなら、どちらがいいでしょうか。
結論から言えば、どちらも不適切です。
告白なら手紙も有効ですが、別れ話なら手紙は厳しいでしょう。
手紙は一方的であり、リアルタイムで話し合いができません。
別れ話は話し合いが必須ですが、手紙はやりとりに手間と時間がかかるため、現実的ではないでしょう。
紙として残ってしまうのも気がかりです。
では、メールがいいかというと、そうではありません。
別れ話の日程調整でメールを使うならいいのですが、別れ話をメールでするのは相手に失礼です。
メールは、手軽にメッセージを送れる一方、誠意を伝えにくくなります。
「簡単に済ませよう」という意図が伝わると、相手を不快にさせることもあります。
したがって、手紙もメールも別れ話には好ましくないのです。
ただし、強いて選ぶなら、メールです。
どうしても会えなかったり事件性があったりなど事情がある場合は、メールという手段も許容範囲です。
別れ話は、実際に会って話し合うのがベスト。
対面では話しにくいかもしれませんが、決意と誠意をしっかり伝えるためには会うのが一番です。
会うのが無理なら、せめて電話でしょう。
声を通してやりとりができるため、手紙やメールに比べて、まだ話しやすい手段と言えます。