別れ話は、1回で済むとは限りません。
いきなり話をされても、頭の整理が追いつかず、納得できないこともあるでしょう。
自分はよくても、相手が納得してくれないことが多いはずです。
そんなとき、無理に話し合いを1回で終わらせるのはよくありません。
「何度同じことを言ったらわかるの」
「さっきも同じことを言ったでしょう」
「これ以上は、時間の無駄」
1回で済まない話を、とげとげしい言葉で責めるのはよくありません。
たとえそれが事実だとしても、強く突き放されると、相手は反感したい気持ちが強くなります。
納得しないまま強引に別れても、未練や禍根が残ります。
しつこくつきまとわれ、余計なトラブルを生む原因になります。
1回で納得してもらえなければ、もう一度、話し合いの場を設けましょう。
日をあらためて話し合えば、相手は考えの整理もついていて、1回目よりスムーズな話し合いができるはずです。
もし2回目の話し合いでも納得してもらえなければ、3回目も検討します。
相手が納得するまで話をしましょう。
根気が必要ですが、省略してはいけない場面です。
時間がかかりますが、そもそも別れ話には時間がかかります。
慌ただしく話を進めようとするのではなく、相手が納得してから別れたほうが、きちんと別れられます。
納得してもらえるまで、何度も繰り返し話をすることです。