執筆者:水口貴博

心の不安を取り除く30の言葉

28

被害者意識を持っている人は、自分が被害者意識を持っていることに気づいていない。

被害者意識を持っている人は、自分が被害者意識を持っていることに気づいていない。 | 心の不安を取り除く30の言葉

被害者意識を持っていませんか。

そう聞くと、ほとんどの人が「持っていない」と答えるでしょう。

では、次のようなセリフを口にすることはないでしょうか。

「生まれつき恵まれていない」

「悪い家庭に生まれたから人生がつらい」

「私だけ割を食っている」

「あのとき私は不当な扱いを受けた」

「あの人のせいで、私は苦しめられている」

「どうして私ばかりひどい目に遭うの?」

「どうしてこの人は私が嫌がることばかりするの?」

まったく同じセリフでなくても、こうしたニュアンスを含んだセリフを言うことはないでしょうか。

心当たりがあるならイエローカードです。

被害者意識を持つ人に共通のセリフです。

自分でも気づかないうちに被害者意識を持っている可能性があります。

もちろん恵まれない状況があるのは事実なのかもしれません。

家庭環境が悪かったり、先天的なハンディがあったり、理不尽なことがあったりなど、大変な現実があるのかもしれません。

自分は何も悪くないのに、不本意なトラブルに見舞われると「私は被害者だ!」と叫びたくなるでしょう。

だからといって被害者意識を振りかざしたところで何もいいことはありません。

ため息が増えて、出る元気も出なくなります。

ますます劣等感や嫌悪感がひどくなり、自己肯定感も下がっていき、なかなか自分のことを好きになれません。

表情もゆがんで美容にも悪影響です。

愚痴や不平不満が増え、感じが悪くなり、悪運まで引き寄せてしまいます。

周囲から距離を置かれ、手伝ってもらったり優しい言葉をかけてもらったりすることがなくなります。

悲劇の主人公を演じたところで、運やチャンスに恵まれることはありません。

被害者意識を持つと、さらなる災いをもたらすことになり、不幸の悪循環を生んでしまいます。

エスカレートするとダークサイドに落ちてしまい、完全に人生が終わってしまいます。

「被害者意識は持たない」と誓う

被害者意識に心当たりがある人は、今日から誓いを立ててください

「被害者意識は持たない」と。

「かわいそうな私」「哀れな自分」と考えるのも主張するのも、完全にやめてください。

被害者意識と決別したとき、あなたは生まれ変わります。

印象や雰囲気が柔らかくなります。

本来の運やチャンスが巡ってくるようになるのです。

できないことではなく、できることを考えましょう。

持っていないものより持っているものを見てください。

ないことばかり考えるのではなく、すでにあることを考え、喜ぶのです。

短所がたくさんあったとしても、1つくらい長所があるはずです。

被害者意識を持つのはやめ、自ら人生のかじを取ることです。

人生は、配られたカードで勝負するトランプゲームです。

前向きに生きていれば、人生の波に乗るきっかけが得られます。

被害者意識を持たなくなれば、心の霧が晴れ、光が差し込んでくるのです。

心の不安を取り除く言葉(28)
  • 被害者意識を持たない。
海を見て、癒やされない人はいない。
心が疲れたときは、海を見に行こう。

心の不安を取り除く30の言葉

  1. 不安や寂しさは、ダンスのパートナー。
  2. 不安は、誰かに話すだけで軽くなる。
  3. 心の状態を体温に例えると、わかりやすくなる。
  4. 他人が持っているものを羨むのではない。
    自分が持っているものを大切にしよう。
  5. 「悩んでいるのはささいなこと」と思えば、心の苦しみは今すぐ軽くなる。
  6. 世界を変えるのは実は簡単。
    自分が変わればいい。
  7. いらいらを感じてしまうのは、半径5メートルの人間関係だ。
  8. 電話を切った直後の一言が、あなたの本音。
  9. 「大丈夫?」と聞かれたとき「大丈夫」と返事するのがパターン化されていませんか。
  10. 感情を抑えるたびに、頑張った自分を褒めていい。
  11. 自然と嫌われるのはいい。
    わざと嫌われるのはいけない。
  12. 焦りがあると、できることもできなくなる。
  13. 禁酒中にお酒を飲みたくなったら、大量の水を飲めばいい。
  14. 気持ちの切り替えに時間がかかると思っていないか。
  15. 予感も直感の1つ。
    嫌な予感がしたら、念のため確認を取っておくほうがいい。
  16. できないことは「できない」と答えるのが正解。
  17. 「つまらない」と言う人は、いつの間にか損をしている。
  18. ごみ箱に捨ててから「やっぱり必要かな」と思ったとき、どうするか。
  19. 人は、車を1人で運転するとき、本性が現れる。
  20. 知らない電話番号からの留守番電話は、抵抗があっても、早めに確認しておくほうがいい。
  21. 自分の中に「モード」を持つ人は、気持ちの切り替えがスムーズになる。
  22. 批判する人にも、存在価値がある。
    あなたを批判する人が、一番よく見ている。
  23. 神社のご祈願で迷ったときは、健康祈願がベスト。
  24. 何でもかんでも低気圧のせいにしてはいけない。
  25. 共感は、求めるものではない。
    自然と生まれるものだ。
  26. 普段穏やかな人が急に荒々しくなったときは、こう考えよう。
    「何かあって余裕がないのだろう」
  27. 悪口は、心を無にして無視するのが一番。
  28. 被害者意識を持っている人は、自分が被害者意識を持っていることに気づいていない。
  29. 海を見て、癒やされない人はいない。
    心が疲れたときは、海を見に行こう。
  30. 時代が大きく変化するときに腹を立てない。
    歴史の節目に立ち会えてラッキーと喜ぶ。

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