内定をもらった企業から、親睦会や研修の案内が届くことがあります。
もちろん第1志望の企業なら、親睦会も研修も、欠かさず出席したほうがいいでしょう。
迷うことはなく、最優先をして当然です。
しかし、親睦会や研修は、どんな状況でも優先させればいいとは限りません。
例外も存在します。
たとえば、内定をもらった後も、就職活動を継続している場合です。
ある企業から内定はもらったものの、時間や体力に余裕があれば、他の企業への就職活動を継続することもあるでしょう。
まだ他の可能性があると信じて行動するのは、素晴らしい心がけです。
ただし、親睦会や研修の参加には、慎重な判断が必要です。
どちらを優先させるのも個人の自由ですが、一般的に基本的な考え方があります。
就職活動を継続している場合は、状況の許すかぎり、やはり就職活動を優先させたほうが得策です。
第1志望ではない企業の親睦会や研修を優先させると、貴重な時間や労力を消費します。
その結果、肝心の就職活動がおろそかになり、貴重な可能性やチャンスを失いやすくなるのです。
もちろん親睦会や研修をすべて欠席するのは印象がよくありませんから、状況の見極めが必要です。
就職活動を優先しつつも、すでに内定をもらった企業のイベントも適度に参加する程度が得策でしょう。
緻密なスケジュール管理が要求される時期ですが、弱音を吐いても仕方ありません。
ささいな優先順位が、未来を分けることもあるのです。