内定が決まれば、親や親戚などから記念の品物をいただくことがあります。
代表的なものといえば、就職祝いです。
一度に大金を入手すれば、誰でも気分が高揚して、ぱっと使いたくなるものです。
しかも就職活動が終わった開放感もあるため、余計に使いたくなる。
ここが注意です。
お金とは、不思議な存在です。
お金を稼ぐときは、時間も手間もかかって大変ですが、使うときは一瞬です。
大金を手に入れても、羽目を外しすぎると、すぐなくなってしまうのです。
入社前に使い切ると、入社後には貧乏な生活が待ち受け、四苦八苦するでしょう。
何のための就職祝いかというと、社会人として人生を応援するためのお金なのです。
せっかくの就職祝いの意味がないのです。
遊びや宴会もいいですが、適度を心がけることです。
就職祝いは、大事に使いたい。
何に使っても自由ですが、やはり就職祝いですから、就職に関係したことがいいでしょう。
たとえば、仕事に必要な勉強の書籍代です。
入社前は、仕事に関係する勉強に使えば、有意義な使い方になるでしょう。
将来につながるような意義のある使い方ができれば、入社後もスムーズに仕事を進めることができるはずです。
入社後の成り行きが決まるのは、就職祝いの使い方なのです。