就職を機に、印鑑を作ってみてはいかがでしょうか。
社会人になれば、印鑑を押す機会が何かと増えます。
状況によっては、押印後の印鑑の変更が、手間だったり難しかったりする場合もあります。
そうした事情を踏まえると、入社するまでの間は、印鑑を新しくするベストタイミング。
誰かにもらった印鑑もいいですが、自分のお金と判断で購入した印鑑のほうが、思い入れも強くなるはずです。
自分の印鑑を持つことで、社会人としての自覚と責任がより強くなり、気持ちも引き締まるでしょう。
さて、印鑑には一般的に、次の3種類があります。
実印・銀行印・認め印です。
認め印を銀行印としたり、銀行印を実印としたりなどの兼用は、法的に可能ではあります。
ただし、安全を考えるなら、それぞれ1本ずつ持つのが最適です。
予算や都合に合わせて、自分に合ったスタイルの印鑑を選ぶといいでしょう。
印鑑は、単なる印影でも、自分に変わって契約ができます。
とりわけ実印は、法的な力が大変強いのが特徴です。
そういう意味では「印鑑は自分の分身」と言うこともできるでしょう。
購入後は、管理も必要です。
「今まで印鑑なんて気にしなかった」という人も、社会人になれば、ある程度の知識と責任が必要です。
「印鑑は自分の分身」と考えて、紛失することがないよう、安全な場所に保管しましょう。