就職活動の末、いくつかの企業から内定をもらいます。
検討を繰り返した結果、1社に決めるでしょう。
企業と内定承諾書などの契約を交わせば、正式に決定です。
さて、無事に入社が決まれば、ぜひしてほしいことがあります。
内定先へのお礼です。
OB・OG訪問の後はお礼を伝えるのが常識ですが、入社が決まった後も、やはりお礼をしたほうが喜ばれます。
「当たり前」「忘れるはずがない」と思いますが、意外に忘れやすいのです。
入社が決まった嬉しさで浮かれ、大事なお礼をど忘れします。
メールでも、電話でも、手紙でもかまいません。
自分に合った方法で、お礼を伝えましょう。
長々しい内容である必要はありません。
「内定への感謝」と「入社後に頑張ること」の2点を、簡潔にまとめた内容で十分です。
内定のご連絡をいただき、ありがとうございます。
頂戴いたしました内定ですが、慎んでお受けいたします。
貴社の一員として働けることは光栄であり、大変嬉しく思っております。
長いお付き合いとなりますが、よろしくお願いいたします。
内定先だけでなく、就職活動中に応援してくださった方々にもお礼を伝えましょう。
親・先生・友人などです。
多くの人の支援や応援があったおかげで、今のあなたが存在します。
以前OB・OG訪問でお世話になった先輩にも、お礼を兼ねて入社が決まった報告をすれば、きっと喜ばれるはずです。
応援してくださった方々を喜ばせることは、今のあなたにできる恩返し。
内定で喜ぶのは、お礼をきちんと済ませてからにしましょう。