執筆者:水口貴博

ニートが社会復帰する30の方法

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履歴書の善しあしは、誰に相談するのがいいか。

履歴書の善しあしは、誰に相談するのがいいか。 | ニートが社会復帰する30の方法

履歴書を書いた後「これでいいのだろうか」と不安になります。

未熟な自分では、履歴書の善しあしを客観的に判断するのは難しいでしょう。

あなたなら、履歴書の相談を誰にしますか。

おそらく、親・先輩・先生などに相談するのではないでしょうか。

もちろん人生の先輩ですから、適切にアドバイスしてもらえるでしょう。

しかし、もっと頼りになる先輩がいるのです。

職業安定所にいる職員です。

職業安定所といえば「仕事を探す場所」と思いがちですが、それだけではありません。

履歴書の相談も受け付けています。

職業安定所の職員は、これまで見てきた履歴書の数が違います。

1日だけで、さまざまなタイプの求職者や採用担当者と接しています。

経験量が、圧倒的に違うのです。

書き終わった履歴書は、職業安定所の職員に見てもらい、善しあしの意見を求めるといいでしょう。

「履歴書を書いたのですが、直したほうがいい点があれば、遠慮せず、何でも教えてください」

熱意を見せながら、相談しましょう。

「誤字脱字がある」

「志望動機の説得力が弱い」

「こういう表現は、ふさわしくないね」

「こういう書き方をすれば、見栄えがよくなるよ」

具体的に改善案をアドバイスしてくれるでしょう。

これまで数多くの採用担当者と接しているため、どんな履歴書がよくて悪いのか、直感的に理解しているのです。

職員にもさまざまな性格の人がいますから、できるだけ熱心で丁寧な人を選んで、相談するといいでしょう。

ベテランからのアドバイスを、無料で何度でも受けられるのですから、得だと思いませんか。

頼りになる人には、素直に頼っておきましょう。

防げる失敗は、未然に防ぐことです。

得られる協力を得ておくことが、採用への近道です。

ニートが社会復帰する方法(26)
  • 履歴書の出来栄えは、職業安定所の職員に相談する。
すべての相談員が、頼りになるとは限らない。

ニートが社会復帰する30の方法

  1. ニートとは何か。
  2. ニートが直面しているのは、学習性無力感。
  3. すべてを自分のせいにしない。
  4. あなたはもっと行動できる。
    見栄のために、行動力を犠牲にしているだけ。
  5. ニートが「このままでいい」と思うのは、いいことなのか。
  6. 窓を開けると、未来も開ける。
    窓と未来は、つながっている。
  7. 着心地はよくても、ジャージには注意。
  8. 妄想しやすい人は、悪化する前に行動。
  9. ニートの問題は、自然に解決するものではなく、自分から解決させるもの。
  10. なぜ、楽ばかりを求めてはいけないのか。
  11. デジタルに触れる時間を減らす。
    アナログに触れる時間を増やす。
  12. 「就職難の時代」という言葉を、気にするな。
  13. 植物を、就職活動の励みにする。
  14. できないことは考えない。
    できることを考える。
  15. 親や社会に申し訳ないので仕事を始める。
    そんな理由もあっていい。
  16. 悩みは、ため込むのではなく、吐き出すもの。
  17. 仲間外れにされているのではない。
    そういう状況を自分から作っているのだ。
  18. 体調が悪いときは、少し頑張るだけで十分。
  19. 「世の中はおかしい」と嘆いたところで、何の解決にもならない。
  20. 精神疾患の治療は急がない。
    急がないのも、治療の1つ。
  21. 職業安定所に到着するだけでいい。
    後は流れに身を任せる。
  22. 職業安定所に向かうなら、ビジネススーツ。
  23. 仕事ができるかどうかは、仕事を始めてみないとわからない。
  24. 職業安定所で、簡単に意欲を出す方法。
  25. 混み合う職業安定所の待ち時間を、減らす方法。
  26. 履歴書の善しあしは、誰に相談するのがいいか。
  27. すべての相談員が、頼りになるとは限らない。
  28. ニートは、虚勢でいいから、面接でやる気を見せなければいけない。
  29. メモを取る姿が、採用担当者の心を動かす。
  30. 「よろしくお願いします」と頭を下げた人がいた。
    彼は、50代の新人だった。

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