「あなたの特徴を教えてください」
そう聞かれたとき、反射的に、できないことを考えていませんか。
自分の特徴と言えば「これができない」「あれもできない」など、できないことばかり考えるなどです。
たしかにできないことも自分の特徴ですが、そればかり考えるのはよくありません。
できないことばかり考えていれば、誰でも自信がなくなります。
「自分はダメな人間だな」と思い、もっとダメな人間になってしまうでしょう。
できないことはあっていいのです。
完璧な人間なんて、この世に1人もいないのですから、悪いことではありません。
むしろ、人間らしいと考えることができます。
できないことより、できることを考えましょう。
「体力なら、あるほうだと思う」
「絵は、上手に描けるほうだと思う」
「ブラインドタッチは、早いほうだと思う」
「アニメの知識なら、詳しいほうだと思う」
とびきりうまくできる必要はありません。
「できるほうだと思う」という程度でいいのです。
できるほうだと思うことは、すでに十分な長所です。
自分にできることを、紙にリストアップしていきましょう。
すると、どうでしょう。
自分の長所が目に見えると、元気が出てきませんか。
同時に、探すべき仕事の方向性までぼんやり見えてくるはずです。
ブラインドタッチができるなら、それを使った仕事がふさわしいでしょう。
体力があるほうなら、肉体系の仕事がふさわしいでしょう。
できることを、仕事を通して鍛えれば、もっとうまくできるようになるはずです。
だから、どんどん未来が明るくなります。
できることを中心に、仕事を探してみましょう。