執筆者:水口貴博

ニートが社会復帰する30の方法

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できないことは考えない。できることを考える。

できないことは考えない。できることを考える。 | ニートが社会復帰する30の方法

「あなたの特徴を教えてください」

そう聞かれたとき、反射的に、できないことを考えていませんか。

自分の特徴と言えば「これができない」「あれもできない」など、できないことばかり考えるなどです。

たしかにできないことも自分の特徴ですが、そればかり考えるのはよくありません。

できないことばかり考えていれば、誰でも自信がなくなります。

「自分はダメな人間だな」と思い、もっとダメな人間になってしまうでしょう。

できないことはあっていいのです。

完璧な人間なんて、この世に1人もいないのですから、悪いことではありません。

むしろ、人間らしいと考えることができます。

できないことより、できることを考えましょう。

「体力なら、あるほうだと思う」

「絵は、上手に描けるほうだと思う」

「ブラインドタッチは、早いほうだと思う」

「アニメの知識なら、詳しいほうだと思う」

とびきりうまくできる必要はありません。

「できるほうだと思う」という程度でいいのです。

できるほうだと思うことは、すでに十分な長所です。

自分にできることを、紙にリストアップしていきましょう。

すると、どうでしょう。

自分の長所が目に見えると、元気が出てきませんか。

同時に、探すべき仕事の方向性までぼんやり見えてくるはずです。

ブラインドタッチができるなら、それを使った仕事がふさわしいでしょう。

体力があるほうなら、肉体系の仕事がふさわしいでしょう。

できることを、仕事を通して鍛えれば、もっとうまくできるようになるはずです。

だから、どんどん未来が明るくなります。

できることを中心に、仕事を探してみましょう。

ニートが社会復帰する方法(14)
  • できることを軸にして、仕事を探す。
親や社会に申し訳ないので仕事を始める。
そんな理由もあっていい。

ニートが社会復帰する30の方法

  1. ニートとは何か。
  2. ニートが直面しているのは、学習性無力感。
  3. すべてを自分のせいにしない。
  4. あなたはもっと行動できる。
    見栄のために、行動力を犠牲にしているだけ。
  5. ニートが「このままでいい」と思うのは、いいことなのか。
  6. 窓を開けると、未来も開ける。
    窓と未来は、つながっている。
  7. 着心地はよくても、ジャージには注意。
  8. 妄想しやすい人は、悪化する前に行動。
  9. ニートの問題は、自然に解決するものではなく、自分から解決させるもの。
  10. なぜ、楽ばかりを求めてはいけないのか。
  11. デジタルに触れる時間を減らす。
    アナログに触れる時間を増やす。
  12. 「就職難の時代」という言葉を、気にするな。
  13. 植物を、就職活動の励みにする。
  14. できないことは考えない。
    できることを考える。
  15. 親や社会に申し訳ないので仕事を始める。
    そんな理由もあっていい。
  16. 悩みは、ため込むのではなく、吐き出すもの。
  17. 仲間外れにされているのではない。
    そういう状況を自分から作っているのだ。
  18. 体調が悪いときは、少し頑張るだけで十分。
  19. 「世の中はおかしい」と嘆いたところで、何の解決にもならない。
  20. 精神疾患の治療は急がない。
    急がないのも、治療の1つ。
  21. 職業安定所に到着するだけでいい。
    後は流れに身を任せる。
  22. 職業安定所に向かうなら、ビジネススーツ。
  23. 仕事ができるかどうかは、仕事を始めてみないとわからない。
  24. 職業安定所で、簡単に意欲を出す方法。
  25. 混み合う職業安定所の待ち時間を、減らす方法。
  26. 履歴書の善しあしは、誰に相談するのがいいか。
  27. すべての相談員が、頼りになるとは限らない。
  28. ニートは、虚勢でいいから、面接でやる気を見せなければいけない。
  29. メモを取る姿が、採用担当者の心を動かす。
  30. 「よろしくお願いします」と頭を下げた人がいた。
    彼は、50代の新人だった。

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