履歴書で最も目立つのは、写真です。
文字より写真のほうが訴える力が強く、注目が集まります。
履歴書に貼る写真は、少しでも写りがよくなるよう、評判のよい写真館で撮影することをおすすめします。
さて、いくら写真がきれいであっても、意外な点で評価を落とすことがあります。
切り方です。
写真は、写真だけでなく、切り方も見られます。
いいかげんな切り方になっていないでしょうか。
たとえば、切り方が斜めになっていたり、サイズからずれていたりなどです。
切り方にも、その人の人柄が表れます。
いいかげんな切り方をしていれば、いいかげんな性格であると伝わるでしょう。
「サイズ指定は、だいたいでいいだろう」と考えていることがわかり、ずぼらな印象が伝わります。
一方、切り方もサイズもきちんとしていれば、その人もきちんとした性格と伝わるでしょう。
「細かい点でも手抜きをしない」という、応募者の注意深さが伝わります。
写真の切り方は、その人の性格が表れやすい部分です。
履歴書の写真は、きれいに撮影できればいいと思うのではなく、規定に従った切り方を心がけましょう。
切り口が垂直でまっすぐになるよう、切るときは、定規とナイフを使うといいでしょう。
自信がなければ、鉛筆やボールペンなどで、薄い線を引くのもアイデアです。
規定のサイズがあるはずですから、1ミリ単位まで、正確に合わせて切るようにしましょう。