社会人になってまず驚くのが、理想と現実のギャップです。
20代で、一度は経験する衝撃です。
20代は、社会人になり、仕事を本格的に始める時期です。
希望を持って就職をするのですが、仕事を始めてから「思っていた現実と違う」というギャップに驚きます。
就職前は、明るい希望を持っていました。
「やりたい仕事をして、輝く自分」
「優秀な先輩に囲まれ、愛されている自分」
「あらゆることを吸収し、ぐいぐい業績を伸ばしていく日々」
理想を抱いて、社会に出ます。
しかし、現実は違います。
「やりたい仕事をやらせてもらえない」
「褒められるどころか、叱られるばかり」
「うまくいくどころか、うまくいかないことばかり」
社会は、泥臭いことばかりです。
思ってもみないことが起こります。
しかも矛盾していることばかりです。
「早く仕事をしろ」と言われながら「完璧にこなせ」と言われます。
上司が変わるだけで、仕事の評価が変わることもよくあります。
学生時代に大きな理想を掲げた人ほど、社会に出てから現実に驚きます。
その会社だけ、おかしいのでもありません。
その業界だけ、おかしいのでもありません。
それが社会なのです。
投げやりになりそうですが、そうではありません。
ここが、本当の始まりです。
「これが現実なのか。ようやく目が覚めた。これから本当の人生が始まる」と、意気込むことです。
20代は、本当の現実を知り、目覚めるときです。