「それ、知っています」
「そんなことはわかっています」
そんな口癖に、心当たりはありませんか。
侮辱されないために、知ったかぶりをしていると、外部から吸収する力が弱くなります。
とりわけ「自分は頭がいい」と思う人は、要注意です。
「自分はよく知っている」と思うほど、吸収力が悪くなります。
人の話を聞かなくなり、本を読まなくなります。
「自分の考えだけが正しい」と思うと、自然と態度が偉そうになります。
たしかに頭はいいかもしれませんが、油断があるため、あるときから成長が止まります。
気づけば、態度ばかりが偉そうな中年になっているのです。
あなたがどれだけ成長できるかは、頭のよさではありません。
記憶力は悪くていいのです。
大切なのは、腰の低さです。
「自分は未熟者です」
「頭が悪いんです」
知っていることでも「自分は知らない」と思うくらいがいいのです。
「自分はわかっていない」と思うほうが、人の話をよく聞く姿勢になります。
頭が悪いと思えば、いつまでも勉強が必要だと思います。
だから、勉強が続けられます。
本を読んだり、話を聞いたりすることで、どんどん成長できます。
年を取っても、勉強を続けることができます。
物事に対して、腰の低い人間になることです。
あなたがどれだけ成長できるかは、腰の低さにかかっているのです。