執筆者:水口貴博

20代がしておきたい30のこと

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あなたがどれだけ成長できるかは、腰の低さにかかっている。

あなたがどれだけ成長できるかは、腰の低さにかかっている。 | 20代がしておきたい30のこと

「それ、知っています」

「そんなことはわかっています」

そんな口癖に、心当たりはありませんか。

侮辱されないために、知ったかぶりをしていると、外部から吸収する力が弱くなります。

とりわけ「自分は頭がいい」と思う人は、要注意です。

「自分はよく知っている」と思うほど、吸収力が悪くなります。

人の話を聞かなくなり、本を読まなくなります。

「自分の考えだけが正しい」と思うと、自然と態度が偉そうになります。

たしかに頭はいいかもしれませんが、油断があるため、あるときから成長が止まります。

気づけば、態度ばかりが偉そうな中年になっているのです。

あなたがどれだけ成長できるかは、頭のよさではありません。

記憶力は悪くていいのです。

大切なのは、腰の低さです。

「自分は未熟者です」

「頭が悪いんです」

知っていることでも「自分は知らない」と思うくらいがいいのです。

「自分はわかっていない」と思うほうが、人の話をよく聞く姿勢になります。

頭が悪いと思えば、いつまでも勉強が必要だと思います。

だから、勉強が続けられます。

本を読んだり、話を聞いたりすることで、どんどん成長できます。

年を取っても、勉強を続けることができます。

物事に対して、腰の低い人間になることです。

あなたがどれだけ成長できるかは、腰の低さにかかっているのです。

20代がしておきたいこと(24)
  • 腰の低い人になる。
まだ山頂にたどり着いていないあなたは、幸せ。

20代がしておきたい30のこと

  1. 20代ほど、激動の10年間はない。
  2. 20代とは、30代を決める10年間。
  3. 20代は、理想と現実のギャップに驚く時期。
  4. 20代は、必ず一度は「仕事を辞めたい」と思う時期。
  5. 「仕事を辞めたい」と思ったとき、その理由が正当か、よく考える。
  6. 愚痴を言いながらも、やるべきことをきちんとやる人が偉い。
  7. 弟子入りがスムーズに進むのは、29歳まで。
  8. 何もない今だから、できることがある。
  9. 学力の本当の差がつくのは、学校を卒業してから。
  10. 学校を卒業してから、勉強が本当に楽しくなる。
  11. 「できません」ではなく「やってみます」。
  12. 20代は、お金が貯まらないのが普通。
  13. 20代は、本当の貧乏を味わう時期。
  14. 人間関係の本当の勉強は、20代から始まる。
  15. 素晴らしい人と友人になりたければ、自分が素晴らしくなければいけない。
  16. 商品やサービスを与える側になると、社会の仕組みがはっきり見えるようになる。
  17. 環境があるだけで、十分に恵まれている。
  18. 夢を聞かれて答えられなければ、その程度。
  19. 厳しいと思える20代は、実は最も優しい時期。
  20. マンネリとは、立派な成長の1つ。
  21. なぜ定年退職した人は、素晴らしいのか。
  22. 影響されすぎるのはよくないが、まったく影響されないのも問題。
  23. 不器用ほど、時間はかかれど、才能を発揮できる。
  24. あなたがどれだけ成長できるかは、腰の低さにかかっている。
  25. まだ山頂にたどり着いていないあなたは、幸せ。
  26. 20代のうちに、プロフェッショナルと呼ばれる能力を、身につける。
  27. 仕事のできる人の前では、年下でも、頭を下げて教えを求める。
  28. お酒の味を知り、お酒の怖さを知る。
  29. 20代のうちに、海外旅行を一度は経験しておきたい。
  30. 20代は、いかに親がすごいのか、あらためて知る時期。

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