「マンネリ」という言葉があります。
同じことが繰り返されて、最初にあった新鮮さが失われてしまうことです。
恋人関係が長くなるにつれて、だんだん当たり前のように感じ始め、怠ける心が出てきます。
仕事を長く続けていると、同じ作業の繰り返しに飽きてしまい、気持ちが緩んできます。
スポーツやクラブの活動が長くなるにつれて、鮮度が失われ、だらだらし始めます。
マンネリと聞けば、悪い印象がありますが、そうではありません。
マンネリは、立派な成長の1つです。
「十分に慣れた」という意味です。
人間は、慣れる生き物です。
同じことを長く続ければ、だんだん慣れます。
人間関係だけでなく、仕事でも、スポーツでも、芸術でも、何でもそうです。
あらゆることは、長く続けていれば、必ず慣れます。
マンネリになるのは、いいことです。
大切なのは、マンネリになってからです。
多くの人がマンネリになって、そのままにします。
それはいけません。
マンネリになれば、そのままにするのではなく、ステップアップです。
より新しい刺激やより強い刺激を求めて、前に進みましょう。
マンネリを打ち破ることができ、再び新鮮な気持ちを楽しめます。
再びマンネリになれば、さらに新しい刺激や強い刺激を求めればいいのです。
こうして、人はいつまでも成長できます。