執筆者:水口貴博

20代がしておきたい30のこと

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環境があるだけで、十分に恵まれている。

環境があるだけで、十分に恵まれている。 | 20代がしておきたい30のこと

恵まれない環境で、勉強や仕事をしなければいけないときがあります。

貧乏であったり、田舎であったり、うるさい場所であったりなどです。

「なぜこんなに環境が悪いのだろう。もっといい環境なら、もっとうまくいくはずだ」と思います。

ため息をつき、自分の運命を嘆きます。

しかし、これは、大きな誤解です。

環境があるだけ、まだいいのです。

世の中には、環境さえない人がいます。

環境の善しあしどころか、今日の生活で精いっぱいの人です。

食べ物が不足したり、治安の悪いところであったりなどです。

「仕事さえ、ない」という状況もあります。

環境そのものがなければ、どうしようもありません。

そうした人に比べれば「環境が悪い」という愚痴は、贅沢ぜいたくな悩みです。

環境があるだけで、幸せです。

たとえ環境が悪くても、環境があることに変わりありません。

できるかできないかは、環境のせいではなく、自分の問題です。

家が貧しければ、図書館に行けばいいことです。

田舎で本屋がなければ、インターネットで本を買えます。

うるさければ、耳栓をすると、静かになります。

環境が悪くても、本人の努力しだいで、何とかできます。

やる気と知恵を出せば、必ず何とかなります。

すでに十分恵まれていると、気づくことが大切なのです。

20代がしておきたいこと(17)
  • 環境があるだけで、十分に恵まれていると考える。
夢を聞かれて答えられなければ、その程度。

20代がしておきたい30のこと

  1. 20代ほど、激動の10年間はない。
  2. 20代とは、30代を決める10年間。
  3. 20代は、理想と現実のギャップに驚く時期。
  4. 20代は、必ず一度は「仕事を辞めたい」と思う時期。
  5. 「仕事を辞めたい」と思ったとき、その理由が正当か、よく考える。
  6. 愚痴を言いながらも、やるべきことをきちんとやる人が偉い。
  7. 弟子入りがスムーズに進むのは、29歳まで。
  8. 何もない今だから、できることがある。
  9. 学力の本当の差がつくのは、学校を卒業してから。
  10. 学校を卒業してから、勉強が本当に楽しくなる。
  11. 「できません」ではなく「やってみます」。
  12. 20代は、お金が貯まらないのが普通。
  13. 20代は、本当の貧乏を味わう時期。
  14. 人間関係の本当の勉強は、20代から始まる。
  15. 素晴らしい人と友人になりたければ、自分が素晴らしくなければいけない。
  16. 商品やサービスを与える側になると、社会の仕組みがはっきり見えるようになる。
  17. 環境があるだけで、十分に恵まれている。
  18. 夢を聞かれて答えられなければ、その程度。
  19. 厳しいと思える20代は、実は最も優しい時期。
  20. マンネリとは、立派な成長の1つ。
  21. なぜ定年退職した人は、素晴らしいのか。
  22. 影響されすぎるのはよくないが、まったく影響されないのも問題。
  23. 不器用ほど、時間はかかれど、才能を発揮できる。
  24. あなたがどれだけ成長できるかは、腰の低さにかかっている。
  25. まだ山頂にたどり着いていないあなたは、幸せ。
  26. 20代のうちに、プロフェッショナルと呼ばれる能力を、身につける。
  27. 仕事のできる人の前では、年下でも、頭を下げて教えを求める。
  28. お酒の味を知り、お酒の怖さを知る。
  29. 20代のうちに、海外旅行を一度は経験しておきたい。
  30. 20代は、いかに親がすごいのか、あらためて知る時期。

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