執筆者:水口貴博

20代がしておきたい30のこと

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20代は、本当の貧乏を味わう時期。

20代は、本当の貧乏を味わう時期。 | 20代がしておきたい30のこと

10代では、貧乏を本当に味わうことはありません。

学生時代にも、お金に困る経験はありましたが、かわいいものです。

親からの援助があるからです。

貧乏とはいえ、親からの支えがあるから、まだ小さいです。

本当の貧乏を味わうのは、学校を卒業して、社会人になってからです。

社会に出て働き始めると、立派な社会人です。

社会人になると、普通は親からの援助も止まります。

むしろ親を援助する立場になります。

ここで、本当の貧乏を味わうのです。

低い月給で、出費だけは一人前です。

毎日、お金のことばかり考えなければいけません。

わずかな貯金しかない通帳を見て、ため息ばかりが出ます。

特に社会人になって最初の3年は地獄です。

「お金の使い方を誤ると、命に関わるぞ」と焦ります。

20代は、本当の貧乏を味わう時期なのです。

しかし、逆を言えば、本当の金銭感覚を磨く時期でもあります。

本当に貧乏な生活をするから、本当にお金の大切さが学べます。

いかに節約が大切であるかを、身をもって知るのです。

節約がかっこ悪くても、生活と命のために、やらざるを得ない状況になります。

この経験は財産です。

ここで経験した金銭感覚と節約術は、一生涯、役立ちます。

一度、徹底的な貧乏を味わった人は、しっかりした金銭感覚が身につきます。

つらい時期ですが、大切な経験です。

節約は、お金持ちになるための絶対条件です。

絶対条件を、20代の早い時期に学ぶことです。

「もう貧乏な気分を味わいたくない」

「絶対に無駄遣いをしない」

本当に貧乏だったからこそ、貧乏から脱する気持ちが強くなり、お金を稼ぐ力が身につきます。

仕事を頑張れば、収入も少しずつ上がっていくでしょう。

20代に貧乏を味わった人ほど、30代で成長するのです。

20代がしておきたいこと(13)
  • 20代のうちに、本当の貧乏を、味わう。
人間関係の本当の勉強は、20代から始まる。

20代がしておきたい30のこと

  1. 20代ほど、激動の10年間はない。
  2. 20代とは、30代を決める10年間。
  3. 20代は、理想と現実のギャップに驚く時期。
  4. 20代は、必ず一度は「仕事を辞めたい」と思う時期。
  5. 「仕事を辞めたい」と思ったとき、その理由が正当か、よく考える。
  6. 愚痴を言いながらも、やるべきことをきちんとやる人が偉い。
  7. 弟子入りがスムーズに進むのは、29歳まで。
  8. 何もない今だから、できることがある。
  9. 学力の本当の差がつくのは、学校を卒業してから。
  10. 学校を卒業してから、勉強が本当に楽しくなる。
  11. 「できません」ではなく「やってみます」。
  12. 20代は、お金が貯まらないのが普通。
  13. 20代は、本当の貧乏を味わう時期。
  14. 人間関係の本当の勉強は、20代から始まる。
  15. 素晴らしい人と友人になりたければ、自分が素晴らしくなければいけない。
  16. 商品やサービスを与える側になると、社会の仕組みがはっきり見えるようになる。
  17. 環境があるだけで、十分に恵まれている。
  18. 夢を聞かれて答えられなければ、その程度。
  19. 厳しいと思える20代は、実は最も優しい時期。
  20. マンネリとは、立派な成長の1つ。
  21. なぜ定年退職した人は、素晴らしいのか。
  22. 影響されすぎるのはよくないが、まったく影響されないのも問題。
  23. 不器用ほど、時間はかかれど、才能を発揮できる。
  24. あなたがどれだけ成長できるかは、腰の低さにかかっている。
  25. まだ山頂にたどり着いていないあなたは、幸せ。
  26. 20代のうちに、プロフェッショナルと呼ばれる能力を、身につける。
  27. 仕事のできる人の前では、年下でも、頭を下げて教えを求める。
  28. お酒の味を知り、お酒の怖さを知る。
  29. 20代のうちに、海外旅行を一度は経験しておきたい。
  30. 20代は、いかに親がすごいのか、あらためて知る時期。

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