執筆者:水口貴博

20代がしておきたい30のこと

23

不器用ほど、時間はかかれど、才能を発揮できる。

不器用ほど、時間はかかれど、才能を発揮できる。 | 20代がしておきたい30のこと

何でも器用ならいいとは限りません。

器用だからこそ、都合の悪いこともあります。

器用な人は、何でも苦労なく、うまくやり遂げてしまいます。

「本気を出せばできるだろう」と甘く見やすいため、継続せず、すぐやめてしまいます。

器用な人は、器用であるゆえに、何事も中途半端になりやすいのです。

中途半端なうぬぼれが、才能の目をつぶします。

しかし、不器用な人は違います。

不器用であることは、いいことです。

不器用な人は「自分は不器用だ」という自覚があるため、何度も練習します。

不器用が前提であるため、できなくてもそれほど落ち込みません。

「自分は不器用だから仕方ないよね。その分、練習量で勝負しよう」と思います。

これがいいのです。

諦めない力になります。

継続は力です。

練習すればするほど、よく身につきます。

その結果、器用な人よりうまくなり、不器用な人が勝つのです。

不器用ほど、時間はかかれど、才能を発揮できます。

「私は不器用だ」と思うくらいで、ちょうどいいのです。

不器用は、立派な才能です。

不器用だという自覚があるほうが、腰が低くなり、謙虚になれます。

才能が伸び、結果が残せます。

最後に勝つのは、器用な人より、不器用な人なのです。

20代がしておきたいこと(23)
  • 「不器用である」という自覚を持ち、諦めずに続ける。
あなたがどれだけ成長できるかは、腰の低さにかかっている。

20代がしておきたい30のこと

  1. 20代ほど、激動の10年間はない。
  2. 20代とは、30代を決める10年間。
  3. 20代は、理想と現実のギャップに驚く時期。
  4. 20代は、必ず一度は「仕事を辞めたい」と思う時期。
  5. 「仕事を辞めたい」と思ったとき、その理由が正当か、よく考える。
  6. 愚痴を言いながらも、やるべきことをきちんとやる人が偉い。
  7. 弟子入りがスムーズに進むのは、29歳まで。
  8. 何もない今だから、できることがある。
  9. 学力の本当の差がつくのは、学校を卒業してから。
  10. 学校を卒業してから、勉強が本当に楽しくなる。
  11. 「できません」ではなく「やってみます」。
  12. 20代は、お金が貯まらないのが普通。
  13. 20代は、本当の貧乏を味わう時期。
  14. 人間関係の本当の勉強は、20代から始まる。
  15. 素晴らしい人と友人になりたければ、自分が素晴らしくなければいけない。
  16. 商品やサービスを与える側になると、社会の仕組みがはっきり見えるようになる。
  17. 環境があるだけで、十分に恵まれている。
  18. 夢を聞かれて答えられなければ、その程度。
  19. 厳しいと思える20代は、実は最も優しい時期。
  20. マンネリとは、立派な成長の1つ。
  21. なぜ定年退職した人は、素晴らしいのか。
  22. 影響されすぎるのはよくないが、まったく影響されないのも問題。
  23. 不器用ほど、時間はかかれど、才能を発揮できる。
  24. あなたがどれだけ成長できるかは、腰の低さにかかっている。
  25. まだ山頂にたどり着いていないあなたは、幸せ。
  26. 20代のうちに、プロフェッショナルと呼ばれる能力を、身につける。
  27. 仕事のできる人の前では、年下でも、頭を下げて教えを求める。
  28. お酒の味を知り、お酒の怖さを知る。
  29. 20代のうちに、海外旅行を一度は経験しておきたい。
  30. 20代は、いかに親がすごいのか、あらためて知る時期。

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