公開日:2012年9月22日
執筆者:水口貴博

20代がしておきたい30のこと

  • 20代ほど、
    激動の10年間はない。
20代がしておきたい30のこと

20代ほど、激動の10年間はない。

人生で最も重要な10年間は、いつでしょうか。
20代です。
10代、30代、40代とは違い、20代は特別です。

20代とは、30代を決める10年間。

あなたの20代は、何が土台になっているのでしょうか。
10代が土台になっています。
10代に勉強したことや考えたことが、20代につながっています。

20代は、理想と現実のギャップに驚く時期。

社会人になってまず驚くのが、理想と現実のギャップです。
20代で、一度は経験する衝撃です。
20代は、社会人になり、仕事を本格的に始める時期です。

20代は、必ず一度は「仕事を辞めたい」と思う時期。

実は「仕事が嫌だ」と思うのは、自然なことです。
みんな、口に出しては言いませんが、誰もがそういうことを考えるのが、20代です。
「思ったより仕事が大変」

「仕事を辞めたい」と思ったとき、その理由が正当か、よく考える。

「仕事を辞めたい」と思ったときです。
「なぜ辞めたいと思うのか」という理由が大切です。
目的があって辞めるなら、わかります。

愚痴を言いながらも、やるべきことをきちんとやる人が偉い。

仕事を始めて必ず感じるのが、不満です。
給料が安い、職場の環境が悪い、人間関係が悪い、取引先がしつこい、上司が仕事をしないなどです。
「愚痴を言ってはいけない」と頭でわかっていても、やはり不満があると、愚痴も言いたくなるものです。

弟子入りがスムーズに進むのは、29歳まで。

人生では、憧れの人を持つことが大切です。
遠くから眺めるだけでは、不十分です。
できれば実際に憧れの人と接触して、弟子入りをしましょう。

何もない今だから、できることがある。

お金がない今だから、できることがあります。
お金がない苦しみは、お金がないときしか味わえません。
お金がいかに大切かを学び、節約について考えたり、金銭感覚を磨いたりするチャンスです。

学力の本当の差がつくのは、学校を卒業してから。

10代で勉強をサボっていても、大丈夫です。
勉強をサボっていたのは、あなただけではありません。
実は内心、みんな勉強が嫌いです。

学校を卒業してから、勉強が本当に楽しくなる。

学生時代の勉強は、強制でした。
学校では先生から課題を与えられ「勉強をやらされている」という状態でした。
学生時代は「勉強が面白くない」と思うものです。

「できません」ではなく「やってみます」。

20代に「できません」という言葉は、不要です。
「できません」というのは、自分の可能性を閉じてしまう言葉です。
できませんばかり言っていると、本当に何もできなくなります。

20代は、お金が貯まらないのが普通。

20代は、まったくお金が貯まらない時期です。
お金を貯めたいのは山々ですが、現実では、ためる余裕がないはずです。
20代は、激動の10年間です。

20代は、本当の貧乏を味わう時期。

10代では、貧乏を本当に味わうことはありません。
学生時代にも、お金に困る経験はありましたが、かわいいものです。
親からの援助があるからです。

人間関係の本当の勉強は、20代から始まる。

学生時代は、嫌いな人と一緒になる機会は、ほとんどありません。
嫌いな人とは、距離を置けばいいだけでした。
学生時代の逃げ道は、いくらでもあります。

素晴らしい人と友人になりたければ、自分が素晴らしくなければいけない。

数少ないですが、世の中には、素晴らしい人がいます。
頭がよくて、気が利いて、物知りで、話が面白い人です。
「素晴らしい人と出会い、ぜひ友人になりたい」と思います。

商品やサービスを与える側になると、社会の仕組みがはっきり見えるようになる。

10代のころは、商品やサービスを受け取るばかりでした。
商品やサービスがあるということは「考えた誰かがいる」「作った誰かがいる」ということです。
受け取る立場でいるかぎり、作った人たちのことは、あまり考えないものです。

環境があるだけで、十分に恵まれている。

恵まれない環境で、勉強や仕事をしなければいけないときがあります。
貧乏であったり、田舎であったり、うるさい場所であったりなどです。
「なぜこんなに環境が悪いのだろう。もっといい環境なら、もっとうまくいくはずだ」と思います。

夢を聞かれて答えられなければ、その程度。

夢は、自分からぺらぺらと話すものではありません。
聞かれてもいないのに、自分からぺらぺら話すと、自慢しているように聞こえます。
夢を語るとはいえ、エネルギーを使います。

厳しいと思える20代は、実は最も優しい時期。

20代は、仕事を始めたばかりで、よく叱られます。
社会に出てまだ間もないので、仕事で間違いや失敗ばかりです。
叱られてばかりの毎日に、うんざりするでしょう。

マンネリとは、立派な成長の1つ。

「マンネリ」という言葉があります。
同じことが繰り返されて、最初にあった新鮮さが失われてしまうことです。
恋人関係が長くなるにつれて、だんだん当たり前のように感じ始め、怠ける心が出てきます。

なぜ定年退職した人は、素晴らしいのか。

定年退職した人に、どのようなイメージがありますか。
人によってさまざまですが、若い人の中には、よくない印象を持つ人もいるようです。
「年配者」

影響されすぎるのはよくないが、まったく影響されないのも問題。

「影響されやすい」という言葉には、ネガティブなイメージがあります。
自分に軸がなく、周りに流されているようなイメージです。
たしかに流されてばかりでは、人生も思うように進まないでしょう。

不器用ほど、時間はかかれど、才能を発揮できる。

何でも器用ならいいとは限りません。
器用だからこそ、都合の悪いこともあります。
器用な人は、何でも苦労なく、うまくやり遂げてしまいます。

あなたがどれだけ成長できるかは、腰の低さにかかっている。

「それ、知っています」
「そんなことはわかっています」
そんな口癖に、心当たりはありませんか。

まだ山頂にたどり着いていないあなたは、幸せ。

人生は、山登りのようなものです。
目指すからには、やはりてっぺんです。
頂上を目指して、日々、険しい坂道を登り続けます。

20代のうちに、プロフェッショナルと呼ばれる能力を、身につける。

忙しい20代ですが、1つ、してほしいことがあります。
プロフェッショナルと呼ばれる能力を身につけることです。
誰にも負けないくらい、圧倒的に秀でた知識や技です。

仕事のできる人の前では、年下でも、頭を下げて教えを求める。

学生時代は、学年が絶対でした。
学年によって、上下関係が決まり、逆転することはありませんでした。
しかし、社会は違います。

お酒の味を知り、お酒の怖さを知る。

20代は、堂々とお酒を飲めるようになる時期です。
お酒を飲めるようになると「酔い」という不思議な感覚を知ります。
ふらふらして、いい気分になります。

20代のうちに、海外旅行を一度は経験しておきたい。

20代のうちに、一度は海外旅行を経験しておきましょう。
海外旅行に行くと、世界観が変わります。
頭をハンマーで殴られたような衝撃です。

20代は、いかに親がすごいのか、あらためて知る時期。

10代のころは、親に偉そうなことを言っていました。
「育ててもらって当たり前」「お小遣いがあって当たり前」という状態でした。
当たり前と思うかぎり、感謝もありません。

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