執筆者:水口貴博

20代がしておきたい30のこと

18

夢を聞かれて答えられなければ、その程度。

夢を聞かれて答えられなければ、その程度。 | 20代がしておきたい30のこと

夢は、自分からぺらぺらと話すものではありません。

聞かれてもいないのに、自分からぺらぺら話すと、自慢しているように聞こえます。

夢を語るとはいえ、エネルギーを使います。

夢を熱く語ることだけにエネルギーを使い、それで終わります。

では、夢を口にしないのかというと、そうではありません。

聞かれたときは、きちんと答えることが必要です。

聞かれたのですから、答えるのがマナーです。

このときです。

聞かれたにもかかわらず、あやふやな返事をしていませんか。

「ええと、その、まあ。一生懸命頑張ります」

「なるようになります」

「全力を尽くすのみです」

聞かれたにもかかわらず、答えるのを渋り、うまい言葉で逃げます。

気持ちはわかります。

そもそも夢は、口に出しにくいものです。

大きな夢ほど、白けた内容に聞こえます。

「夢を言えば笑われるのではないか」と不安になるため、言葉をあやふやにするのです。

夢を聞かれて答えられなければ、その程度です。

本当に「叶えたい」という気持ちがありません。

聞かれたにもかかわらず、夢を口にする度胸すらないようでは、とうてい夢も叶いません。

オリンピックの選手に抱負を聞くと「金メダルが目標です」と答えるのが、定番です。

経営者へのインタビューも「世界一の○○になることです」と答えるのが、定番です。

虚勢でいいのです。

強がりでもいいのです。

夢なのですから、夢を語らなければいけません。

夢すら口にできないようでは、本当に夢物語で終わってしまうのです。

ところで、あなたに質問があります。

あなたの夢は、何ですか。

20代がしておきたいこと(18)
  • 夢を聞かれたときは、恥ずかしくても、堂々と答えるようにする。
厳しいと思える20代は、実は最も優しい時期。

20代がしておきたい30のこと

  1. 20代ほど、激動の10年間はない。
  2. 20代とは、30代を決める10年間。
  3. 20代は、理想と現実のギャップに驚く時期。
  4. 20代は、必ず一度は「仕事を辞めたい」と思う時期。
  5. 「仕事を辞めたい」と思ったとき、その理由が正当か、よく考える。
  6. 愚痴を言いながらも、やるべきことをきちんとやる人が偉い。
  7. 弟子入りがスムーズに進むのは、29歳まで。
  8. 何もない今だから、できることがある。
  9. 学力の本当の差がつくのは、学校を卒業してから。
  10. 学校を卒業してから、勉強が本当に楽しくなる。
  11. 「できません」ではなく「やってみます」。
  12. 20代は、お金が貯まらないのが普通。
  13. 20代は、本当の貧乏を味わう時期。
  14. 人間関係の本当の勉強は、20代から始まる。
  15. 素晴らしい人と友人になりたければ、自分が素晴らしくなければいけない。
  16. 商品やサービスを与える側になると、社会の仕組みがはっきり見えるようになる。
  17. 環境があるだけで、十分に恵まれている。
  18. 夢を聞かれて答えられなければ、その程度。
  19. 厳しいと思える20代は、実は最も優しい時期。
  20. マンネリとは、立派な成長の1つ。
  21. なぜ定年退職した人は、素晴らしいのか。
  22. 影響されすぎるのはよくないが、まったく影響されないのも問題。
  23. 不器用ほど、時間はかかれど、才能を発揮できる。
  24. あなたがどれだけ成長できるかは、腰の低さにかかっている。
  25. まだ山頂にたどり着いていないあなたは、幸せ。
  26. 20代のうちに、プロフェッショナルと呼ばれる能力を、身につける。
  27. 仕事のできる人の前では、年下でも、頭を下げて教えを求める。
  28. お酒の味を知り、お酒の怖さを知る。
  29. 20代のうちに、海外旅行を一度は経験しておきたい。
  30. 20代は、いかに親がすごいのか、あらためて知る時期。

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