公開日:2025年9月19日
執筆者:水口貴博

習い事で心がける30のマナー

10

自分磨き・自己投資をしている人にからかう言葉をかけない。

自分磨き・自己投資をしている人にからかう言葉をかけない。 | 習い事で心がける30のマナー

自分磨きや自己投資を真剣に取り組む人に対し、冷ややかな目を向ける人がいます。

「何をそんなに必死になってるんだろう」

「これが意識高い系ってやつか」

「自分に酔ってるんじゃない?」

そんなふうに努力している人をからかうような声をかける。

はっきりばかにするような声をかける人もいます。

これはもったいない態度です。

自分自身の未来の可能性を狭めてしまう行為だからです。

からかう声をかけると、自分はそれをできなくなります。

自分がからかったことを、自分がやるのはおかしなことです。

自分がやろうとすると、発言と行動に矛盾が生じてしまい、強い違和感やストレスが生じます。

これを心理学で「認知的不協和」といいます。

「自分が否定したことを今さら自分がするなんて……」と違和感に苦しめられ、一歩踏み出せなくなるのです。

「自分は自分磨きも自己投資もしない」と今は思っていても、人生はわかりません。

人生には節目があります。

いつか気が変わって、自分磨き・自己投資をしたい気持ちになるかわかりません。

年齢を重ねると、昔とは違った価値観になることもあります。

ふとしたことがきっかけで、自分磨き・自己投資に目覚めることがあるかもしれません。

人は誰でも、自分をよりよくしたいと思うもの。

自分のために何か取り組みたいと思うのは当然です。

からかうと、自分はそれをできなくなる。

自分磨き・自己投資を否定していると、いざ自分がその道に進みたくてもストップがかかり、できなくなるのです。

努力する人をからかう言葉は、未来の自分を縛る「呪いの言葉」となるのです。

だからこそ、努力する人をばかにしません。

冷たい声もかけません。

むしろ努力を認め、称賛の声をかけるのです。

「頑張っているね!」

「いい自分、いい未来を作ろうと、努力しているんだなあ!」

「自分もぜひ見習いたい!」

自分磨き・自己投資をしている人を褒めたたえれば、自分もそれをやりやすくなります。

自分にも優しくなれ、成長を受け入れられるようになります。

努力する人からパワーをもらって、自分磨き・自己投資をしやすくなるのです。

内面であれ外見であれ、積極的に自分を向上させたいと思うことは素晴らしいことです。

習い事で心がけるマナー(10)
  • 自分磨き・自己投資をしている人にからかう言葉をかけない。
  • むしろ努力を認め、称賛の声をかける。
うまくいかないからといって、道具に当たらない。

習い事で心がける30のマナー

  1. 習い事を申し込んだことに満足してはいけない。
  2. 挨拶と感謝は、習い事の基本。
  3. 授業中は、スマホの使用を控えるのがマナー。
  4. 「先生」ではなく「○○先生」と呼ぶ。
  5. 習い事の自己紹介では、社名と役職は伏せるのが良い。
  6. 先生の言うことは否定しない。
    とことん素直になることが大切。
  7. 腹ごしらえをしてこそ、習い事にも身が入る。
  8. 授業が始まる前には、きちんとお手洗いを済ませておく。
  9. 先生から好かれる生徒になるための3つのポイント。
  10. 自分磨き・自己投資をしている人にからかう言葉をかけない。
  11. うまくいかないからといって、道具に当たらない。
  12. 「先生が何とかしてくれる」という姿勢では、うまくいかない。
  13. 先生の話の途中で口を挟まない、先回りして答えない。
  14. リラックスして授業を受けるのはOK。
    だらだらして授業を受けるのはNG。
  15. 自分が使ったウェアは、自分で洗う。
    自分が使った道具は、自分がお手入れをする。
  16. 自分のやり方やペースを人に押しつけないこと。
  17. 人の発表中、自分には関係ないからといって無視するのはNG。
  18. お金を払う立場でも、先生に敬意を払い、礼を尽くす。
  19. 何から何まで先生に頼ってはいけない。
  20. 和食の値段が気になるときの考え方。
  21. 値切る行為はマナー違反。
    値切った分だけ、それ相応の授業となる。
  22. 先生がいつもと様子が違うからといって、詮索しないこと。
  23. 風邪を引いたら、授業を休む。
    無理して授業に来られても、周りが迷惑。
  24. 仲間がうまくなっていることに気づいたら、どしどし声をかけるのがよし。
  25. 先生の急な欠席に文句を言わない。
  26. 後から入ってきた生徒に対して、先輩面をしていないか。
  27. 授業が終わってから、だらだらしない。
  28. 授業が終わってから、質問攻めで先生を長々と引き留めない。
  29. 辞めようとする生徒を引き留めるなら、1回まで。
  30. 先生が異動することになったとき、どうするか。

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