習い事の中には、だらだらした態度で授業を受ける生徒もいます。
リラックスして授業を受けるのは問題ないのです。
肩の力を抜いて、楽な姿勢で受ければ、授業内容も頭にすいすい入ってきます。
心身の緊張がほどけることで、集中力が高まる効果もあります。
しかし、だらだらした態度は要注意です。
「リラックス」と「だらだら」は似て非なるものです。
リラックスは、心地よい状態でありながらも、やる気と緊張感はあり、真剣な態度があります。
「力」は抜けていても「気」は入っている状態です。
一方、だらだらは、やる気や緊張感がなく、真剣味に欠けています。
「力」も「気」も抜けてしまっている状態なのです。
習い事では、この2つの違いを理解しておく必要があります。
だらだらしていると、授業に集中できず、学びが浅くなります。
その態度は「やる気がありません」「嫌々やっています」「授業がつまらない」と言っているようなもの。
先生から見ると失礼に映り、時には不快感を与えることもあります。
さらにだらだらしていると、うとうと眠気まで襲ってくるのです。
仕事終わりで、疲れがたまっていることもあるでしょう。
繁忙期には、教室に着いた時点でぐったりしていることもあるはずです。
そうだとしても、習い事の時間くらいは、気を引き締めることが大切です。
せっかくお金を払って学ぶのですから、最低限の緊張感と真剣な態度は保ちたいところです。
リラックスして授業を受けるのはOKでも、だらだらして授業を受けるのはNGです。
あなたの授業態度はどちらですか。