わからないことがあったり、壁にぶつかったりして、前に進めなくなるときがあります。
そんなとき「先生が何とかしてくれる」と考える人もいるでしょう。
もちろん先生は一生懸命サポートしてくれます。
質問すれば、丁寧に教えてくれるでしょう。
壁にぶつかったときは、一緒に解決策を考えてくれるでしょう。
励ましの声をかけてくれ、熱心に指導をしてくれます。
しかしだからといって、すべてを先生に任せる姿勢はよくありません。
べったり頼ると依存状態となり、かえって成長を妨げるからです。
どれだけ教え方が上手な先生でも、実際に取り組むのは生徒本人です。
知識を身につけるのも、スキルを磨くのも、結局は本人の努力によるものです。
本人が努力しなければ、知識もスキルも身につきません。
壁にぶつかったときも同じです。
先生は全力でサポートしてくれますが、壁を乗り越えるのはあくまで生徒本人です。
先生はあくまで伴走者です。
生徒に教えることはできても、代わりに取り組むことはできません。
習い事の主役は、先生ではなく、生徒である自分だと意識する必要があります。
「先生が何とかしてくれる」ではなく「自分で何とかする」という姿勢で取り組みましょう。
自力本願こそが、成長の要なのです。