習い事をしてときどきあるのが、先生の異動です。
個人経営の教室なら別ですが、法人組織としてやっている教室の場合、先生が異動になることは珍しくありません。
習い事になじんできて、先生との信頼関係も築かれ「さあこれから!」というときに、先生が異動の告知をします。
「みなさん。私事で恐縮ですが、来月から異動することになりました」と発表があるのです。
このときどうするかです。
もちろん新しい先生に教えてもらうのもいいですが、心配なこともあります。
新しく来た先生が自分に合っているとは限りません。
まったく自分に合っていない先生だと、習い事の時間が苦痛になります。
新しい先生と一から信頼関係を築き上げなければいけないこともネックです。
習い事は引き継げても、先生との信頼関係は引き継げません。
異動する先生が自分に合っていて、なおかつ異動先が自宅から近いのなら、先生についていくことです。
先生の異動は変更できませんが、生徒が教室を変更するのは可能です。
習い事で大切なのは、先生との信頼関係です。
習い事で大切なのは「何を学ぶか」より「誰から学ぶか」です。
せっかく良い先生に恵まれ、信頼関係も築けているのなら、できるだけ生かしたいもの。
先生との相性が原因で辞める人も多いなか、逆に相性が良い先生と出会いは本当に貴重です。
せっかく素晴らしい先生と出会えたのなら、その出会いは大切にしたい。
1年通っているなら、1年分の信頼が築かれていることになります。
交通費が少し余分にかかるとしても、ついていきたいと思える先生なら、出す価値があるはずです。