公開日:2025年9月19日
執筆者:水口貴博

習い事で心がける30のマナー

13

先生の話の途中で口を挟まない、先回りして答えない。

先生の話の途中で口を挟まない、先回りして答えない。 | 習い事で心がける30のマナー

先生が指導している途中で「こうですよね」と返す人がいます。

頭の回転が速い人は理解が早い。

「なるほど、つまり言いたいことはこうですね」と先回りして答えてしまいがちです。

ときどき習い事で見かける光景ですが、これは注意したい態度です。

悪気がないのはわかります。

理解の早さを示したい気持ちもわかります。

とはいえ、先生の話の途中で口を挟むのはよくありません。

これは指導を遮っているのと変わりありません。

先生はまだ話を続けています。

話の最中にかぶせて話すのは失礼であり、コミュニケーション上のNG行動です。

理解の早さを示したいとはいえ、話を遮られると、先生はいい気がしません。

指導内容を誤って理解してしまう可能性もあります。

見方によっては先生の指導を尊重していないようにも映り、悪印象につながることもあります。

ささいなことですが、こうした態度が先生との信頼関係に傷をつけることもあるのです。

先生が指導しているときは、話を最後まで聞くことです。

途中で話の結論が見えても、余計な口は挟まず、相槌あいづちを打ちながら丁寧に耳を傾けましょう。

最後まで聞くことで、指導内容を正しく理解できます。

「相手の話は最後まで聞く。相手が話し終わってから自分の話を始める」

これはコミュニケーションの基本です。

理解の早さは、先生の話を最後まで聞いたうえで指導通りに動くことで十分伝わるのです。

習い事で心がけるマナー(13)
  • 先生の話の途中で口を挟まない、先回りして答えない。
  • 話の結論が見えていても、最後まで丁寧に耳を傾ける。
リラックスして授業を受けるのはOK。
だらだらして授業を受けるのはNG。

習い事で心がける30のマナー

  1. 習い事を申し込んだことに満足してはいけない。
  2. 挨拶と感謝は、習い事の基本。
  3. 授業中は、スマホの使用を控えるのがマナー。
  4. 「先生」ではなく「○○先生」と呼ぶ。
  5. 習い事の自己紹介では、社名と役職は伏せるのが良い。
  6. 先生の言うことは否定しない。
    とことん素直になることが大切。
  7. 腹ごしらえをしてこそ、習い事にも身が入る。
  8. 授業が始まる前には、きちんとお手洗いを済ませておく。
  9. 先生から好かれる生徒になるための3つのポイント。
  10. 自分磨き・自己投資をしている人にからかう言葉をかけない。
  11. うまくいかないからといって、道具に当たらない。
  12. 「先生が何とかしてくれる」という姿勢では、うまくいかない。
  13. 先生の話の途中で口を挟まない、先回りして答えない。
  14. リラックスして授業を受けるのはOK。
    だらだらして授業を受けるのはNG。
  15. 自分が使ったウェアは、自分で洗う。
    自分が使った道具は、自分がお手入れをする。
  16. 自分のやり方やペースを人に押しつけないこと。
  17. 人の発表中、自分には関係ないからといって無視するのはNG。
  18. お金を払う立場でも、先生に敬意を払い、礼を尽くす。
  19. 何から何まで先生に頼ってはいけない。
  20. 和食の値段が気になるときの考え方。
  21. 値切る行為はマナー違反。
    値切った分だけ、それ相応の授業となる。
  22. 先生がいつもと様子が違うからといって、詮索しないこと。
  23. 風邪を引いたら、授業を休む。
    無理して授業に来られても、周りが迷惑。
  24. 仲間がうまくなっていることに気づいたら、どしどし声をかけるのがよし。
  25. 先生の急な欠席に文句を言わない。
  26. 後から入ってきた生徒に対して、先輩面をしていないか。
  27. 授業が終わってから、だらだらしない。
  28. 授業が終わってから、質問攻めで先生を長々と引き留めない。
  29. 辞めようとする生徒を引き留めるなら、1回まで。
  30. 先生が異動することになったとき、どうするか。

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