公開日:2025年9月19日
執筆者:水口貴博

習い事で心がける30のマナー

19

何から何まで先生に頼ってはいけない。

何から何まで先生に頼ってはいけない。 | 習い事で心がける30のマナー

習い事で注意したいのは、何から何まで先生に頼ってしまうことです。

「えっ?! 先生に頼っていいじゃないの? 先生がすべて教えてくれるんじゃないの?」と思うかもしれません。

もちろん基本コースや基礎コースであれば、初心者でもわかりやすく教えてもらえます。

重要なポイントや注意点、上達のコツなど、先生が丁寧に指導してくれるでしょう。

しかしだからといって「すべてを先生任せにする姿勢」は要注意です。

何から何まで先生に頼る姿勢では、学びが受け身となります。

「言われないと動かない」「教えてもらわなければ学ばない」という状態では、自ら成長する力が育ちません。

また先生への依存も強くなり、基本的な質問ばかりが増えてしまいます。

先生にとっても、何から何まで頼られるのは大きなストレスなのです。

習い事で大切なのは「自主性」と「主体性」です。

教わるのをじっと待つのではありません。

自分でできることは、自分でするのです。

自分で調べられることは、自分で調べます。

自分で解決できることは、自分で動いて解決します。

生徒としても、自主的・主体的に取り組む姿勢が必要です。

基礎知識・基本ルールなどは、いちいち先生に聞かなくても、ネットや書籍で簡単に調べられます。

そのほうが解決が早く、自分の成長にもつながるし、先生への負担も軽くなります。

英会話なら、すべて先生に頼るのではありません。

基本的な単語や文法くらいは自分で調べましょう。

ジムでパーソナルトレーナーをつけるときも、すべて先生に頼るのではありません。

基礎的なトレーニング法や栄養の基本知識などは自分で調べます。

先生に聞くより、自分で調べたほうが早いことは、そうしたほうがいいのです。

そうした自主性・主体性があれば、先生は「しっかり勉強してますね」「一生懸命ですね」と感心して、指導にも力が入ります。

習い事では、自主性・主体性が大事です。

パーソナルに特化したことは先生のサポートが必要ですが、一方で「自分で調べたほうが早い」ということがあるのも事実です。

自分で調べれば簡単にわかることなら、自分で調べておくほうがいいのです。

習い事で心がけるマナー(19)
  • 何から何まで先生に頼るのではなく、自分で調べられることは、自分で調べる。
和食の値段が気になるときの考え方。

習い事で心がける30のマナー

  1. 習い事を申し込んだことに満足してはいけない。
  2. 挨拶と感謝は、習い事の基本。
  3. 授業中は、スマホの使用を控えるのがマナー。
  4. 「先生」ではなく「○○先生」と呼ぶ。
  5. 習い事の自己紹介では、社名と役職は伏せるのが良い。
  6. 先生の言うことは否定しない。
    とことん素直になることが大切。
  7. 腹ごしらえをしてこそ、習い事にも身が入る。
  8. 授業が始まる前には、きちんとお手洗いを済ませておく。
  9. 先生から好かれる生徒になるための3つのポイント。
  10. 自分磨き・自己投資をしている人にからかう言葉をかけない。
  11. うまくいかないからといって、道具に当たらない。
  12. 「先生が何とかしてくれる」という姿勢では、うまくいかない。
  13. 先生の話の途中で口を挟まない、先回りして答えない。
  14. リラックスして授業を受けるのはOK。
    だらだらして授業を受けるのはNG。
  15. 自分が使ったウェアは、自分で洗う。
    自分が使った道具は、自分がお手入れをする。
  16. 自分のやり方やペースを人に押しつけないこと。
  17. 人の発表中、自分には関係ないからといって無視するのはNG。
  18. お金を払う立場でも、先生に敬意を払い、礼を尽くす。
  19. 何から何まで先生に頼ってはいけない。
  20. 和食の値段が気になるときの考え方。
  21. 値切る行為はマナー違反。
    値切った分だけ、それ相応の授業となる。
  22. 先生がいつもと様子が違うからといって、詮索しないこと。
  23. 風邪を引いたら、授業を休む。
    無理して授業に来られても、周りが迷惑。
  24. 仲間がうまくなっていることに気づいたら、どしどし声をかけるのがよし。
  25. 先生の急な欠席に文句を言わない。
  26. 後から入ってきた生徒に対して、先輩面をしていないか。
  27. 授業が終わってから、だらだらしない。
  28. 授業が終わってから、質問攻めで先生を長々と引き留めない。
  29. 辞めようとする生徒を引き留めるなら、1回まで。
  30. 先生が異動することになったとき、どうするか。

同じカテゴリーの作品

3:09

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION