習い事によっては、ウェアや道具が必要になることがあります。
テニスならテニスウェアやテニスラケット、水泳なら水着やビート板があるでしょう。
工作系の習い事なら作業着や工具、料理系の習い事ならエプロンや調理器具があるでしょう。
習い事によって、ウェアや道具の種類もさまざまで、おもしろいですね。
さて、ここで大切なのは「誰か洗濯をするか、誰がお手入れをするか」です。
洗濯もお手入れも、自分ですることが大切です。
自分が使っているものだからです。
ウェアでも道具でも何でも、自分が使ったものは、自分で洗濯・お手入れをするのが基本です。
洗濯やお手入れを他人にやらせると、それらに対する思いや感謝が希薄になります。
自分が使っているものは自分がきちんとすることで、習い事に対する意識も高まります。
人に洗ってもらったり、誰かにお手入れをさせたりするのはよくありません。
自分がすべき仕事を、他人にやらせることになります。
習い事を半分サボっているようなものです。
洗濯やお手入れは、習い事の上達にもつながります。
ウェアの洗濯や道具のお手入れをしているとき、じっくり見たり触ったりすることで、発見があります。
「ここが汚れているのは動きに癖があるのだろう。ここにしわが寄っているのは力が入りすぎているせいかな」とわかります。
汚れ方やしわの寄り方を見て、自分の動きの癖がわかり、習い事の改善につながります。
洗濯やお手入れは、上達への近道でもあるのです。
なにより洗濯やお手入れを自分がすることで、感謝や愛着が湧くのです。
洗濯やお手入れをしていると、いつもお世話になっていることを実感できる機会になります。
習い事をしているときは、使っているもの・身につけているものになかなか注意が向きません。
洗濯やお手入れをしているときは、1対1になります。
いかに支えてもらっているか、その存在の大きさに気づかされます。
「ありがとうございます。お世話になっています。これからもよろしくお願いします」という気持ちになり、感謝が湧いてきます。
そして「これからも大事に扱おう」と思いや愛着につながっていくのです。
道具もウェアも、習い事に欠かせない大切なパートナーです。
自分が洗濯やお手入れをすることで、習い事に対する意識が高まります。
「大事に使っていこう! もっと頑張ろう!」という気持ちが高まることで、習い事のモチベーションにもつながるのです。