公開日:2025年9月19日
執筆者:水口貴博

習い事で心がける30のマナー

15

自分が使ったウェアは、自分で洗う。自分が使った道具は、自分がお手入れをする。

自分が使ったウェアは、自分で洗う。自分が使った道具は、自分がお手入れをする。 | 習い事で心がける30のマナー

習い事によっては、ウェアや道具が必要になることがあります。

テニスならテニスウェアやテニスラケット、水泳なら水着やビート板があるでしょう。

工作系の習い事なら作業着や工具、料理系の習い事ならエプロンや調理器具があるでしょう。

習い事によって、ウェアや道具の種類もさまざまで、おもしろいですね。

さて、ここで大切なのは「誰か洗濯をするか、誰がお手入れをするか」です。

洗濯もお手入れも、自分ですることが大切です。

自分が使っているものだからです。

ウェアでも道具でも何でも、自分が使ったものは、自分で洗濯・お手入れをするのが基本です。

洗濯やお手入れを他人にやらせると、それらに対する思いや感謝が希薄になります。

自分が使っているものは自分がきちんとすることで、習い事に対する意識も高まります。

人に洗ってもらったり、誰かにお手入れをさせたりするのはよくありません。

自分がすべき仕事を、他人にやらせることになります。

習い事を半分サボっているようなものです。

洗濯やお手入れは、習い事の上達にもつながります。

ウェアの洗濯や道具のお手入れをしているとき、じっくり見たり触ったりすることで、発見があります。

「ここが汚れているのは動きに癖があるのだろう。ここにしわが寄っているのは力が入りすぎているせいかな」とわかります。

汚れ方やしわの寄り方を見て、自分の動きの癖がわかり、習い事の改善につながります。

洗濯やお手入れは、上達への近道でもあるのです。

なにより洗濯やお手入れを自分がすることで、感謝や愛着が湧くのです。

洗濯やお手入れをしていると、いつもお世話になっていることを実感できる機会になります。

習い事をしているときは、使っているもの・身につけているものになかなか注意が向きません。

洗濯やお手入れをしているときは、1対1になります。

いかに支えてもらっているか、その存在の大きさに気づかされます。

「ありがとうございます。お世話になっています。これからもよろしくお願いします」という気持ちになり、感謝が湧いてきます。

そして「これからも大事に扱おう」と思いや愛着につながっていくのです。

道具もウェアも、習い事に欠かせない大切なパートナーです。

自分が洗濯やお手入れをすることで、習い事に対する意識が高まります。

「大事に使っていこう! もっと頑張ろう!」という気持ちが高まることで、習い事のモチベーションにもつながるのです。

習い事で心がけるマナー(15)
  • 自分が使ったウェアは、自分で洗う。
  • 自分が使った道具は、自分がお手入れをする。
自分のやり方やペースを人に押しつけないこと。

習い事で心がける30のマナー

  1. 習い事を申し込んだことに満足してはいけない。
  2. 挨拶と感謝は、習い事の基本。
  3. 授業中は、スマホの使用を控えるのがマナー。
  4. 「先生」ではなく「○○先生」と呼ぶ。
  5. 習い事の自己紹介では、社名と役職は伏せるのが良い。
  6. 先生の言うことは否定しない。
    とことん素直になることが大切。
  7. 腹ごしらえをしてこそ、習い事にも身が入る。
  8. 授業が始まる前には、きちんとお手洗いを済ませておく。
  9. 先生から好かれる生徒になるための3つのポイント。
  10. 自分磨き・自己投資をしている人にからかう言葉をかけない。
  11. うまくいかないからといって、道具に当たらない。
  12. 「先生が何とかしてくれる」という姿勢では、うまくいかない。
  13. 先生の話の途中で口を挟まない、先回りして答えない。
  14. リラックスして授業を受けるのはOK。
    だらだらして授業を受けるのはNG。
  15. 自分が使ったウェアは、自分で洗う。
    自分が使った道具は、自分がお手入れをする。
  16. 自分のやり方やペースを人に押しつけないこと。
  17. 人の発表中、自分には関係ないからといって無視するのはNG。
  18. お金を払う立場でも、先生に敬意を払い、礼を尽くす。
  19. 何から何まで先生に頼ってはいけない。
  20. 和食の値段が気になるときの考え方。
  21. 値切る行為はマナー違反。
    値切った分だけ、それ相応の授業となる。
  22. 先生がいつもと様子が違うからといって、詮索しないこと。
  23. 風邪を引いたら、授業を休む。
    無理して授業に来られても、周りが迷惑。
  24. 仲間がうまくなっていることに気づいたら、どしどし声をかけるのがよし。
  25. 先生の急な欠席に文句を言わない。
  26. 後から入ってきた生徒に対して、先輩面をしていないか。
  27. 授業が終わってから、だらだらしない。
  28. 授業が終わってから、質問攻めで先生を長々と引き留めない。
  29. 辞めようとする生徒を引き留めるなら、1回まで。
  30. 先生が異動することになったとき、どうするか。

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