習い事を申し込んだものの、すぐ通わなくなる人がいます。
最初の数回こそ何とか頑張って通いますが、その後だんだん足が遠のきます。
そして数週間後には、欠席するのが当たり前になっている。
そんなケースも少なくありません。
こういう人は、申し込んだことに満足しているのです。
申し込んだ直後は、一番テンションが高い状態です。
「よし、習い事に申し込んだぞ!」という達成感に浸っています。
しかし肝心のレッスンにはほとんど足を運びません。
これでは何の意味もありません。
どれだけ素晴らしい習い事でも、通わなければ、何も得られません。
スキルも何も身につかず、月謝だけが口座から引き落とされます。
お金を無駄にしているのと同じです。
これは、本を買っただけで読まないのと同じです。
どんな名著も、読まなければ、意味がないのです。
習い事も同様です。
申し込んだことに満足して終わるのではありません。
きちんと通い、継続することにこそ価値があります。
特に大切なのは「申し込んでから最初の3カ月」です。
習い事を生活に根付かせるための勝負の時期と考えてください。
多くの人にとってテンションの高い時期ですが、ここでサボったらサボり癖がつき、幽霊部員になります。
逆にこの3カ月を乗り越えられれば、うまく習慣化され、長く続けられるようになります。
週1回でもかまいません。
大事なのは「定期的に通うこと」。
習うと決めたのは自分なのですから、少々つらく感じても「自分との約束」として、きちんと通うようにしてください。
習い事は申し込んで終わりではありません。
申し込んでからがスタートであり、その先にこそ本当の価値があります。
きちんと通うことが大切なのです。