習い事では、先生の言うことを否定しないことです。
質問をするのはかまいませんが、否定はNGです。
「こうするんですよ」「こうやりましょう」と教えているのに「それは違うと思います」「それは変です」と否定していませんか。
心当たりがあればイエローカードです。
先生の言うことを否定すると、授業の進行がスムーズにいかなくなります。
先生自身も不快な気持ちになるかもしれません。
先生は、その道のプロフェッショナルです。
豊富なキャリアと実績を持ち、多くの生徒を指導してきています。
生徒のレベルに応じて、最適な教え方をしています。
アマチュアの段階では、先生の指導の意図が理解できないこともあるでしょう。
時には違和感を覚える教え方に感じられるかもしれません。
それでもできるだけ先生の教えには素直に従うことが大切です。
先生の言うことを否定してしまうと、そこで会話や指導が止まってしまいます。
水を差すことになれば、吸収できることも吸収できなくなるのです。
教えてもらうときは、余計な否定はせず、まずは先生の言うとおりにやってみましょう。
その場ではまだ理解できなくてもいいので、とりあえず先生の言うとおりにしてみます。
後になって「なるほど、そういう意味があったのか!」と腑に落ちることが多いもの。
「1から100まですべて信じる」という姿勢になることが大切です。
先生の言うことを信じないと、きちんと教えてもらえません。
教えるには「方法」があり「段階」があります。
その方法や段階を否定すると、先生も上手に教えられなくなります。
とことん素直になって、100パーセント信じることです。
それが上達の近道です。
プロの指導に従うことで、効率的な学習ができます。
先生の言うことに素直に耳を傾けるほど、上達のスピードも速くなるのです。