執筆者:水口貴博

食べる力が強くなる
30の言葉

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「しっかり食べる」と
「満腹まで食べる」は似て非なるもの。

「しっかり食べる」と「満腹まで食べる」は似て非なるもの。 | 食べる力が強くなる30の言葉

朝食はしっかり食べることが大切です。

しっかり食べないと、しっかり仕事ができません。

空腹のままでは、十分に活動ができません。

仕事も勉強もスポーツも、しっかり食べるから頭も体もハイパフォーマンスを発揮できます。

しかし「しっかり食べる」と聞くと、すぐ満腹をイメージする人がいます。

「そうか、満腹まで食べればいいんだね」と考える人は少なくありません。

これは違うのです。

「しっかり食べる」と「満腹まで食べる」を混同しないでください。

似ていますが、厳密には違います。

「しっかり食べる」と「満腹まで食べる」は似て非なるものです。

「しっかり食べる」とは

「しっかり食べる」とは何か。

一言で言うと「過不足なく食べる」ということです。

必要なカロリーや栄養を必要量だけ取るということです。

少なすぎず多すぎず、ちょうどいい状態のことを指します。

食べることといえば「カロリー」に注意が向きがちですが「栄養」も大切です。

カロリーと栄養の両方が、過不足なく満たした食事を取ることです。

満腹まで食べることとは限らないため、注意が必要です。

「満腹まで食べる」とは

満腹まで食べるとは、その名のとおり「腹いっぱいまで食べる」ということです。

胃の中を100パーセントまで満たした状態です。

言い換えると「もうこれ以上食べることができない」という状態です。

「満腹まで食べる=食べすぎている」という状態です。

満腹はイエローカードの状態であり、よくありません。

しっかり食べるつもりで毎回満腹を心がけていると、肥満と生活習慣病に向かって一直線です。

しっかり食べるのはOK、満腹まで食べるのはNG

不足もいけませんが、過剰もいけません。

心がけるのは「適度」です。

私たちにとって食の適度とは、腹八分のことをいいます。

しっかり食べるのはOKですが、満腹まで食べるのはNGです。

それぞれ似て非なるものなので、きちんと区別することが大切です。

もちろん日常では、特別な食事会で満腹まで食べることもありますが、最小限に抑えることです。

普段は過不足なく食べれば十分です。

しっかり食べることを満腹のことだと誤解していたなら、今後注意しましょう。

食べる力が強くなる言葉(19)
  • 「しっかり食べる」と「満腹まで食べる」をきちんと区別する。
久しぶりに苦手な食べ物を食べてみよう。
普通に食べられるかもしれない。
意外とおいしく感じるかもしれない。

食べる力が強くなる30の言葉
食べる力が強くなる30の言葉

  1. ぼうっと食べるな。<br>命をかけて食べろ。
    ぼうっと食べるな。
    命をかけて食べろ。
  2. 食生活を豊かにするなら、エンゲル係数を上げるのが正解。
    食生活を豊かにするなら、エンゲル係数を上げるのが正解。
  3. 食べたくないものは考えなくていい。<br>食べたいものだけ考えていればいい。
    食べたくないものは考えなくていい。
    食べたいものだけ考えていればいい。
  4. 食の幸せは、食べたもので決まるのではない。<br>どれだけ味わったかで決まる。
    食の幸せは、食べたもので決まるのではない。
    どれだけ味わったかで決まる。
  5. 思っていた味と違っていても、むっとしない。
    思っていた味と違っていても、むっとしない。
  6. どんなにおいしい料理も、歯の痛みがあると、きちんと味わえない。
    どんなにおいしい料理も、歯の痛みがあると、きちんと味わえない。
  7. 食べようか迷うくらいなら、素直に食べたほうがいい。
    食べようか迷うくらいなら、素直に食べたほうがいい。
  8. 食事はできるだけ食べきる。<br>ただし、無理に食べる必要はない。
    食事はできるだけ食べきる。
    ただし、無理に食べる必要はない。
  9. 完食も、成功体験の1つ。
    完食も、成功体験の1つ。
  10. 生ものに当たった経験があっても、嫌いにならない。
    生ものに当たった経験があっても、嫌いにならない。
  11. 「明日もおいしいものが食べられる」という理由だけで、希望を持っていい。
    「明日もおいしいものが食べられる」という理由だけで、希望を持っていい。
  12. 大好物をイメージできますか。
    大好物をイメージできますか。
  13. 大好物は、連続で食べることもあっていい。
    大好物は、連続で食べることもあっていい。
  14. 食べられないことに罪悪感を持つ必要はない。
    食べられないことに罪悪感を持つ必要はない。
  15. 好きな食べ物はどんどん言いふらそう。
    好きな食べ物はどんどん言いふらそう。
  16. 本番前に食べないのは、負けに行くようなもの。<br>食事をしないで本番に挑むことほど、危険なことはない。
    本番前に食べないのは、負けに行くようなもの。
    食事をしないで本番に挑むことほど、危険なことはない。
  17. 初めて食べるものは、似ている味を思い出せば、すぐ覚えられる。
    初めて食べるものは、似ている味を思い出せば、すぐ覚えられる。
  18. 「和食はどう?」と聞かれて「別にいいよ」と返事をしていませんか。
    「和食はどう?」と聞かれて「別にいいよ」と返事をしていませんか。
  19. 「しっかり食べる」と「満腹まで食べる」は似て非なるもの。
    「しっかり食べる」と「満腹まで食べる」は似て非なるもの。
  20. 久しぶりに苦手な食べ物を食べてみよう。<br>普通に食べられるかもしれない。<br>意外とおいしく感じるかもしれない。
    久しぶりに苦手な食べ物を食べてみよう。
    普通に食べられるかもしれない。
    意外とおいしく感じるかもしれない。
  21. 口直しだからといって、雑な食べ方になっていないか。
    口直しだからといって、雑な食べ方になっていないか。
  22. おいしいものを食べておかないと、生きることはできても心が死んでしまう。
    おいしいものを食べておかないと、生きることはできても心が死んでしまう。
  23. 歯ごたえのあるものを食べて、顎の筋トレをしよう。<br>二重あごを解消させよう。
    歯ごたえのあるものを食べて、顎の筋トレをしよう。
    二重あごを解消させよう。
  24. お金が理由で、食べることを諦めない。
    お金が理由で、食べることを諦めない。
  25. 口に合わないものを食べてしまったら、おいしいもので口直しをしよう。
    口に合わないものを食べてしまったら、おいしいもので口直しをしよう。
  26. 割り箸が変な割れ方をしても、むっとしない。<br>厄払いができたと考えよう。
    割り箸が変な割れ方をしても、むっとしない。
    厄払いができたと考えよう。
  27. おいしくないものをおいしく食べるようになるのが、人生の醍醐味。
    おいしくないものをおいしく食べるようになるのが、人生の醍醐味。
  28. 嫌いな食べ物がたくさんあるからといって、その人に欠陥があるわけではない。
    嫌いな食べ物がたくさんあるからといって、その人に欠陥があるわけではない。
  29. どんな食事にも、最初の一口と最後の一口がある。
    どんな食事にも、最初の一口と最後の一口がある。
  30. 食事マナーが向上するだけで、あなたは生まれ変わる。
    食事マナーが向上するだけで、あなたは生まれ変わる。

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