執筆者:水口貴博

食べる力が強くなる30の言葉

12

大好物をイメージできますか。

大好物をイメージできますか。 | 食べる力が強くなる30の言葉

突然ですが、あなたに質問です。

大好物をイメージできますか。

ぼんやりしたイメージではNGです。

大まかなイメージではなく、細部まできちんと浮かべられるかどうかです。

「色」「形」といった視覚的なことだけでなく「香り」といった感覚的なことまでイメージできるかどうかです。

ぼんやりしたイメージしかできないならイエローカードです。

はっきりイメージできないということは、普段きちんと注意を向けていない証拠です。

大好物だからきちんと見ていると思われがちですが、そうとは限りません。

大好物とはいえ、きちんと見ていないことが多い。

ちらっと一瞬しか見ていないのかもしれません。

ながら食いをしていて、別のことに注意が向いているのかもしれません。

食べることや味わうことに夢中で、目で見て楽しむことを忘れているのかもしれません。

これはよくありません。

大好物にもかかわらず、ぼんやりしたイメージしかできないのは残念なことです。

好きな人の顔はきちんとイメージできることが大切であるように、好きな食べ物もきちんとイメージできることが大切です。

目をつぶっても思い出せるくらい、大好物をしっかり見て覚える

いま一度、大好物をしっかり見てください。

記憶するつもりで目に焼き付けましょう。

しっかり脳裏に刻み込んでください。

美術館で芸術鑑賞をするかのようにじっくり眺めましょう。

味だけでなく、色・形・香りに注意を向けましょう。

全体を見終われば、細かいところにも注意を向けましょう。

目をつぶっても思い出せるくらい、色・形・香りをイメージできるようになっておくことです。

じっくり眺めて観察すると、新しい発見に恵まれることがある

大好物をじっくり眺めて観察すると、新鮮な刺激や新しい発見に恵まれることがあります。

「こんな色をしていたのか」

「こんな素材が使われていたのか」

「こんなにきれいで美しかったのか」

まじまじ見つめていると、今までと違った見え方をすることが少なくありません。

新しい気づきが得られると、ますます親しみと愛着が湧いてきます。

夢に出てきやすくなる

大好物を具体的にイメージできるようになると「夢に出てきやすくなる」という副次効果があります。

目に焼き付け、脳裏に刻み込まれ、記憶に残れば、それだけ印象的になって夢に出てきやすくなります。

大好物に囲まれる夢かもしれません。

大好物をたくさん食べる夢かもしれません。

夢の中で、大好物を楽しむ夢を見られるでしょう。

朝起きたとき、大好物を食べたかのような満足があって、気持ちよく朝をスタートできます。

食べる力が強くなる言葉(12)
  • 大好物を具体的にイメージできるようになっておく。
大好物は、連続で食べることもあっていい。

食べる力が強くなる30の言葉

  1. ぼうっと食べるな。
    命をかけて食べろ。
  2. 食生活を豊かにするなら、エンゲル係数を上げるのが正解。
  3. 食べたくないものは考えなくていい。
    食べたいものだけ考えていればいい。
  4. 食の幸せは、食べたもので決まるのではない。
    どれだけ味わったかで決まる。
  5. 思っていた味と違っていても、むっとしない。
  6. どんなにおいしい料理も、歯の痛みがあると、きちんと味わえない。
  7. 食べようか迷うくらいなら、素直に食べたほうがいい。
  8. 食事はできるだけ食べきる。
    ただし、無理に食べる必要はない。
  9. 完食も、成功体験の1つ。
  10. 生ものに当たった経験があっても、嫌いにならない。
  11. 「明日もおいしいものが食べられる」という理由だけで、希望を持っていい。
  12. 大好物をイメージできますか。
  13. 大好物は、連続で食べることもあっていい。
  14. 食べられないことに罪悪感を持つ必要はない。
  15. 好きな食べ物はどんどん言いふらそう。
  16. 本番前に食べないのは、負けに行くようなもの。
    食事をしないで本番に挑むことほど、危険なことはない。
  17. 初めて食べるものは、似ている味を思い出せば、すぐ覚えられる。
  18. 「和食はどう?」と聞かれて「別にいいよ」と返事をしていませんか。
  19. 「しっかり食べる」と「満腹まで食べる」は似て非なるもの。
  20. 久しぶりに苦手な食べ物を食べてみよう。
    普通に食べられるかもしれない。
    意外とおいしく感じるかもしれない。
  21. 口直しだからといって、雑な食べ方になっていないか。
  22. おいしいものを食べておかないと、生きることはできても心が死んでしまう。
  23. 歯ごたえのあるものを食べて、顎の筋トレをしよう。
    二重あごを解消させよう。
  24. お金が理由で、食べることを諦めない。
  25. 口に合わないものを食べてしまったら、おいしいもので口直しをしよう。
  26. 割り箸が変な割れ方をしても、むっとしない。
    厄払いができたと考えよう。
  27. おいしくないものをおいしく食べるようになるのが、人生の醍醐味。
  28. 嫌いな食べ物がたくさんあるからといって、その人に欠陥があるわけではない。
  29. どんな食事にも、最初の一口と最後の一口がある。
  30. 食事マナーが向上するだけで、あなたは生まれ変わる。

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