執筆者:水口貴博

食べる力が強くなる30の言葉

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食事はできるだけ食べきる。ただし、無理に食べる必要はない。

食事はできるだけ食べきる。ただし、無理に食べる必要はない。 | 食べる力が強くなる30の言葉

食事は、できるだけ食べきるようにしましょう。

食事は命の源です。

「残すともったいない」という気持ちは大切です。

食事を作るには手間暇がかかっています。

食への感謝や作ってくれた方々への敬意を込めて、できるだけ食べきることが大切です。

麺類なら、面の1本も残さず食べきります。

丼物なら、1粒残さず最後まで食べきります。

小鉢のおかずやサラダも、きちんと食べきるのがいいでしょう。

たとえ苦手な食べ物であっても、できるだけきちんと食べきるのがいいでしょう。

きれいに食べきった器になれば、作ってくれた人も「よかった」と喜んでくれるでしょう。

では、どんな食事も必ず食べきらなければいけないかというと、そうではありません。

食べきれないときは、残してもいいのです。

無理に食べきる必要もない

おなかがいっぱいにもかかわらず、無理やり食べるのはよくありません。

食事を胃に押し込むような食べ方になって、見苦しくなります。

おいしい食事も、おいしく味わえなくなります。

無理やり胃に押し込むと、食べたものが逆流して、吐いてしまうかもしれません。

またどうしても苦手な味で食べきれないこともあるでしょう。

口に合わない食べ物は、一口であっても苦痛です。

無理に食べすぎれば、肥満につながります。

無理に食べた結果、健康を害することになっては意味がありません。

キリスト教においては「7つの大罪」というものがあります。

大食いは、罪の1つとされています。

食事を食べきることも大切ですが、健康を守ることはもっと大切です。

「食べきれないな」

限界を思ったら、無理をせず残すようにしましょう。

「食べ残してごめんなさい」という謝意を込めながら「ごちそうさま」と言えばいいだけです。

これはマナー違反ではありません。

残っているのは残念ですが仕方ありません。

食事を作っている側にとっても、気持ちよく食べ終わってくれたほうが喜びます。

ビュッフェでは、食事の取り過ぎに注意する

自分で食事を取りに行くスタイルの食事があります。

たとえば、ビュッフェです。

ビュッフェの場合は、食べきれる量を計算したうえで食事を取るようにしましょう。

「おかわり自由なのだからお金の元を取ってやろう」と考えていると、つい多く盛りすぎてしまいます。

食べきれず、結局残すことになります。

貧乏根性をむき出しにするのは、品がありません。

自分が直接食事を取るスタイルだからこそ、自分で責任を感じることです。

食べる力が強くなる言葉(8)
  • 食事は、できるだけ食べきるようにする。
  • ただし、食べられないときは無理をしてまで食べきらないようにする。
完食も、成功体験の1つ。

食べる力が強くなる30の言葉

  1. ぼうっと食べるな。
    命をかけて食べろ。
  2. 食生活を豊かにするなら、エンゲル係数を上げるのが正解。
  3. 食べたくないものは考えなくていい。
    食べたいものだけ考えていればいい。
  4. 食の幸せは、食べたもので決まるのではない。
    どれだけ味わったかで決まる。
  5. 思っていた味と違っていても、むっとしない。
  6. どんなにおいしい料理も、歯の痛みがあると、きちんと味わえない。
  7. 食べようか迷うくらいなら、素直に食べたほうがいい。
  8. 食事はできるだけ食べきる。
    ただし、無理に食べる必要はない。
  9. 完食も、成功体験の1つ。
  10. 生ものに当たった経験があっても、嫌いにならない。
  11. 「明日もおいしいものが食べられる」という理由だけで、希望を持っていい。
  12. 大好物をイメージできますか。
  13. 大好物は、連続で食べることもあっていい。
  14. 食べられないことに罪悪感を持つ必要はない。
  15. 好きな食べ物はどんどん言いふらそう。
  16. 本番前に食べないのは、負けに行くようなもの。
    食事をしないで本番に挑むことほど、危険なことはない。
  17. 初めて食べるものは、似ている味を思い出せば、すぐ覚えられる。
  18. 「和食はどう?」と聞かれて「別にいいよ」と返事をしていませんか。
  19. 「しっかり食べる」と「満腹まで食べる」は似て非なるもの。
  20. 久しぶりに苦手な食べ物を食べてみよう。
    普通に食べられるかもしれない。
    意外とおいしく感じるかもしれない。
  21. 口直しだからといって、雑な食べ方になっていないか。
  22. おいしいものを食べておかないと、生きることはできても心が死んでしまう。
  23. 歯ごたえのあるものを食べて、顎の筋トレをしよう。
    二重あごを解消させよう。
  24. お金が理由で、食べることを諦めない。
  25. 口に合わないものを食べてしまったら、おいしいもので口直しをしよう。
  26. 割り箸が変な割れ方をしても、むっとしない。
    厄払いができたと考えよう。
  27. おいしくないものをおいしく食べるようになるのが、人生の醍醐味。
  28. 嫌いな食べ物がたくさんあるからといって、その人に欠陥があるわけではない。
  29. どんな食事にも、最初の一口と最後の一口がある。
  30. 食事マナーが向上するだけで、あなたは生まれ変わる。

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