「金欠だから」
「お金がないから」
「節約中だから」
お金が理由で食べることを諦めていませんか。
おいしそうな料理があっても、お金を理由に我慢することがあるでしょう。
たしかにお金は大切です。
お金がなければ食べることができず、生きていけません。
食費は変動費です。
節約してお金を貯めるなら、日々の食費を削るのが手っ取り早いでしょう。
食事は毎日3回することですから、本気で食費を削れば、大幅な節約効果が見込めます。
しかし、食べることは、私たち人間の3大欲求の1つです。
お金が理由で食べることを諦めると、欲求不満になります。
力をもたらす土台が不安定になります。
あなたがお金を稼ぐ理由は何でしょうか。
「欲しいものを買うため」
「旅行に行くため」
「夢を叶えるため」
人によっていろんな理由があるでしょうが、初心を思い出してください。
お金を稼ぐ本来の目的は「食べるため」のはずです。
食べるためにお金を稼いでいるというのに、食べるのを控えていては本末転倒です。
食は、生命に直結する基本でありながら、人生の質に関わる重要ポイントでもあります。
お金が理由で、食べることを諦めないでください。
食べることは、人にとって最優先事項です。
気力・体力・精神力のすべてに影響を及ぼすものです。
食べるからやる気や元気も出て、パワーが生まれ、生き生き活動ができます。
金欠とはいえ、ゼロではないでしょう。
いつも節約のことばかり考えていると、ストレスがたまって、出る元気も出なくなります。
体は、食べたものから作られています。
いいものを食べるということは、いい体を作るということです。
食事を削ると、摂取カロリーが不足するだけでなく、栄養が不足したり栄養バランスが崩れたりして健康に悪影響を及ぼします。
日常生活だけでなく、仕事にも支障を来すようになります。
食は毎日関わること。
食にお金をかけることで、生活の幸福度も上がります。
お金の心配をすることはあっても、しすぎないでください。
お金がなくなったら、また稼げばいいことです。
基本に立ち返ってください。
もともと食べるためにお金を稼いでいるのですから、食にお金をかけるのは当然です。
私たちが本来お金をかけるべき対象は「食」です。
もちろんむやみにお金をかけるのはよくありませんが、ある程度のお金は食事にかけるのが正解です。
食べたいものを食べましょう。
おいしそうな料理があれば、お金の心配はしないで注文しましょう。
節約で食費を抑えつつも、たまには贅沢も必要です。
食べたいものを食べれば、満足感や達成感があって、また頑張れます。
食にお金をかけることで、生活の質だけでなく、人生の質も高まります。
食生活を豊かにしたいなら、食にお金をかけるのが近道であり王道です。