虫歯になっているにもかかわらず、放置している人がいます。
歯がじんじん痛み、食事のたびに歯の痛みで半泣きです。
「歯が痛い」と不満を漏らしつつ、歯科医に行くことはなく放置。
歯の痛みがひどくて、口周りが腫れています。
ちょっと笑ってしまいますが、意外とよくあるケースです。
歯の痛みを感じながら食事をすることほどつらいことはありません。
どんなにおいしい料理も、歯の痛みがあると、きちんと味わえません。
歯の痛みを我慢しながら食べたところで味に集中できない。
食事に集中したくても痛みには勝てないため、どうしても注意が歯に向いてしまいます。
おいしい味も、痛みのせいで吹き飛びます。
歯が痛いと、食べるものすべてが味気なく感じるでしょう。
たとえ大好きな食べ物も、歯の痛みがあると、おいしく味わえません。
食事の時間が「おいしい時間」ではなく「苦痛の時間」になります。
歯に痛みがあると、しっかり噛もうにも噛めません。
唾液には、消化を促す酵素が含まれています。
自然と噛む回数が少なくなるため、唾液が不足して消化も悪くなり、胃や腸の負担が大きくなります。
消化が不十分になって体調不良の原因になることもあります。
「まだ大丈夫」「まだ我慢できる」と思って歯科治療を先延ばしにしないことです。
我慢することを美徳とするのは大きな誤解です。
かっこいいことでも何でもありません。
治療を先延ばししたところでいいことはありません。
虫歯を放置したところで、自然と治ることはありません。
放置すればするほど痛みも腫れも大きくなっていき、悪化する一方です。
我慢したところで、痛い目に遭うのは自分です。
虫歯は、我慢や根性で直せるものではありません。
治療しなければ治りません。
治療を先延ばしすると、待ち受けているのは後悔です。
歯に痛みがあるなら、今すぐ歯科医を受診しましょう。
当日が難しいなら、今すぐ歯医者の予約を最短日程で取ってください。
我慢できる痛みであっても油断は禁物です。
痛みはなくても違和感があるならイエローカードです。
何らかの異常が発生している可能性があるため、きちんと歯科医に診てもらうのが賢明です。
虫歯を治療してもらい、痛みが消えれば、食事にも集中できます。
おいしいものをおいしくいただけるようになります。
健康的な食生活は、健康的な歯があってこそ実現できます。
歯に痛みがないからこそ、味にも食事にも集中できます。