執筆者:水口貴博

食べる力が強くなる30の言葉

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生ものに当たった経験があっても、嫌いにならない。

生ものに当たった経験があっても、嫌いにならない。 | 食べる力が強くなる30の言葉
  • 生肉に当たって、嘔吐おうとでダウン
  • 生がきに当たって、嘔吐でダウン
  • 生野菜に当たって、嘔吐でダウン

一度は経験がある人も多いのではないでしょうか。

生ものは腐りやすいだけでなく、菌も繁殖しやすいため、当たりやすいのがネックです。

新鮮な野菜であっても、使われている水や保存方法に問題があると、おなかを下すことがあります。

生ものに当たっておなかを下してダウンして、苦しい目に遭った人もいるでしょう。

食中毒になって命の危険にひんしたニュースも見かけます。

一度でも生ものに当たった経験があると、強いマイナスの記憶が刻まれます。

「もう二度とあんなひどい目に遭いたくない」と思って当然です。

生ものに当たったトラブルのせいで、すっかり苦手意識ができている人も多いのではないでしょうか。

中にはトラウマになっている人もいるかもしれません。

だからといって、一度の苦い経験でレッドカードを振り上げるのはもったいない。

人生から完全に排除するのはちょっとやりすぎです。

生理的に受け付けないなら仕方ありませんが、一度生ものに当たったくらいで大嫌いになるのはもったいないことです。

一発レッドカードではなく、イエローカードくらいにしておくことです。

品質管理が悪かっただけ

一度当たった経験があると生ものを敵視しがちですが、そうではありません。

あらためて考えてみましょう。

生ものは悪くありません。

悪いのは、品質に問題があったことです。

品質管理に問題があったから、菌が繁殖して、当たってしまいました。

熱していただくものなら、食べる前にしっかり火を通しましょう。

生ものが怖いなら、それだけしっかり熱を通せばいいのです。

生ものに苦手意識があるなら、芯までしっかり火を通しておけば問題ないでしょう。

悪い菌をやっつけるような感覚でOKです。

自分が食べるものですから「これでもか」というほど火を通しておけばいいことです。

外食で生ものをいただくなら、品質管理がしっかりされているお店に行きましょう。

お店のウェブサイトを見てみたりグルメサイトのレビューを確認したりすれば参考になるでしょう。

もちろんサクラレビューの可能性もゼロではありませんが「総合的な判断」という思考があれば、予測の精度を高められます。

品質管理を徹底しているお店であれば、生ものであっても安心できるはずです。

普通に食べると、意外とおいしいかもしれません。

生ものには、生もののよさがあります。

安易に完全排除するのではなく、改善点を加えたうえで引き続き楽しんだほうが、食の未来は明るいのです。

食べる力が強くなる言葉(10)
  • 一度生ものに当たった経験があっても、完全に排除しない。
  • 今度は、品質管理を重視していただく。
「明日もおいしいものが食べられる」という理由だけで、希望を持っていい。

食べる力が強くなる30の言葉

  1. ぼうっと食べるな。
    命をかけて食べろ。
  2. 食生活を豊かにするなら、エンゲル係数を上げるのが正解。
  3. 食べたくないものは考えなくていい。
    食べたいものだけ考えていればいい。
  4. 食の幸せは、食べたもので決まるのではない。
    どれだけ味わったかで決まる。
  5. 思っていた味と違っていても、むっとしない。
  6. どんなにおいしい料理も、歯の痛みがあると、きちんと味わえない。
  7. 食べようか迷うくらいなら、素直に食べたほうがいい。
  8. 食事はできるだけ食べきる。
    ただし、無理に食べる必要はない。
  9. 完食も、成功体験の1つ。
  10. 生ものに当たった経験があっても、嫌いにならない。
  11. 「明日もおいしいものが食べられる」という理由だけで、希望を持っていい。
  12. 大好物をイメージできますか。
  13. 大好物は、連続で食べることもあっていい。
  14. 食べられないことに罪悪感を持つ必要はない。
  15. 好きな食べ物はどんどん言いふらそう。
  16. 本番前に食べないのは、負けに行くようなもの。
    食事をしないで本番に挑むことほど、危険なことはない。
  17. 初めて食べるものは、似ている味を思い出せば、すぐ覚えられる。
  18. 「和食はどう?」と聞かれて「別にいいよ」と返事をしていませんか。
  19. 「しっかり食べる」と「満腹まで食べる」は似て非なるもの。
  20. 久しぶりに苦手な食べ物を食べてみよう。
    普通に食べられるかもしれない。
    意外とおいしく感じるかもしれない。
  21. 口直しだからといって、雑な食べ方になっていないか。
  22. おいしいものを食べておかないと、生きることはできても心が死んでしまう。
  23. 歯ごたえのあるものを食べて、顎の筋トレをしよう。
    二重あごを解消させよう。
  24. お金が理由で、食べることを諦めない。
  25. 口に合わないものを食べてしまったら、おいしいもので口直しをしよう。
  26. 割り箸が変な割れ方をしても、むっとしない。
    厄払いができたと考えよう。
  27. おいしくないものをおいしく食べるようになるのが、人生の醍醐味。
  28. 嫌いな食べ物がたくさんあるからといって、その人に欠陥があるわけではない。
  29. どんな食事にも、最初の一口と最後の一口がある。
  30. 食事マナーが向上するだけで、あなたは生まれ変わる。

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