執筆者:水口貴博

疲れない生き方をする30の方法

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満腹まで食べるから、疲れる。腹七分目にすれば、疲れない。

満腹まで食べるから、疲れる。腹七分目にすれば、疲れない。 | 疲れない生き方をする30の方法

満腹まで食べる癖はありませんか。

現代は「飽食の時代」です。

食べることに困ることはありません。

お金さえあれば、食べたいものは、何でも手に入る時代です。

デパートに行けばおいしそうな食べ物もたくさんあって、目移りします。

おいしいものをおなかいっぱいまで食べれば、さぞ気持ちいいでしょう。

おなかいっぱいまで食べれば、エネルギーも満タン。

しっかりパワーを発揮できるような気がするものです。

ところが実際はどうでしょうか。

おなかいっぱいに食べると、その後が大変です。

急に体が重くなって、激しい眠気に襲われるでしょう。

頭がぼうっとして、しばらく仕事に手がつかなくなります。

何もしていないのに疲れを感じます。

なぜこのようなことが起こるのか。

それは、血糖値の急激な変化にあります。

満腹は、低血糖の状態を引き起こす

満腹まで食べると、多くの炭水化物を摂取することになって、血糖値が急上昇します。

これを「食後高血糖」と呼びます。

高くなった血糖値を急いで下げようと、すい臓から大量のインスリンが分泌されます。

すると今度は、大量に分泌されたインスリンの影響で「低血糖」の状態になり、眠気や倦怠感けんたいかんに襲われます。

満腹まで食べた後、眠気や倦怠感に襲われるのは、この低血糖が原因です。

満腹の悪影響はそれだけではありません。

毎回の食事で満腹まで食べていると、カロリーを取り過ぎてしまいます。

カロリーオーバーの食生活は、肥満を招きます。

肥満になると、体が重くなってますます疲れやすくなるという悪循環になるのです。

満腹まで食べるのはよいことのように思えますが、それは、自由に食べることができなかった時代の話です。

飽食である現代では、満腹まで食べる食べ方には注意が必要です。

食べ方を変えましょう。

飽食時代に適した食べ方があります。

満腹ではなく「腹七分目」で済ませることです。

腹七分目にすれば、疲れない

腹八分目ならぬ、腹七分目を心がけましょう。

「3割のカロリー制限」ということです。

食事量を腹七分目に抑えることで、血糖値の急上昇が抑えられます。

血糖値の急上昇が抑えられれば、インスリンの分泌量も抑えられるため、低血糖の状態を回避できます。

その結果、眠気や倦怠感がなくなって、疲れにくくなります。

よく噛んでゆっくり食べる

満腹まで食べることが癖になっている人もいるでしょう。

そういう人は、早食いが癖になっていることが多い。

普通私たちは、満腹を感じたら食べるのをやめます。

ところが早口が癖になっていると、食欲のブレーキがかかる前に食べすぎてしまいます。

自然と満腹まで食べてしまいます。

気づけば、カロリーオーバーの状態になっているのです。

腹七分目は、飽食時代に適した食べ方

食べ方を変えましょう。

大切なことは「よく噛んでゆっくり食べる」です。

噛む回数を増やして、しっかり顎の筋肉を動かします。

目安としては「飲み込む前に20回以上噛むこと」を心がけてください。

しっかり顎を動かすことで、顎の運動刺激が脳に伝わります。

食べるスピードもスローになるため、タイミングよく食欲のブレーキがかかって、食べすぎを防げるのです。

難しいことではありませんね。

意識すれば、今日から取り組めるはずです。

腹七分目は、飽食時代に適した食べ方です。

疲れない生き方をする方法(7)
  • 「満腹」ではなく「腹七分目」の食べ方にする。
競争するから疲れる。
競走をやめれば疲れない。

疲れない生き方をする30の方法

疲れない生き方をする30の方法
  1. 過去や未来を考えるから疲れる。<br>今に集中すれば疲れない。
    過去や未来を考えるから疲れる。
    今に集中すれば疲れない。
  2. 完璧主義だから疲れる。<br>最善主義になれば疲れない。
    完璧主義だから疲れる。
    最善主義になれば疲れない。
  3. 人と比べるから疲れる。<br>自分と比べれば疲れない。
    人と比べるから疲れる。
    自分と比べれば疲れない。
  4. 人からやらされることは、疲れる。<br>自分から進んでやることは、疲れない。
    人からやらされることは、疲れる。
    自分から進んでやることは、疲れない。
  5. 複雑にするから疲れる。<br>シンプルにすれば疲れない。
    複雑にするから疲れる。
    シンプルにすれば疲れない。
  6. ぎりぎりで行動するから疲れる。<br>余裕を持って行動すれば疲れない。
    ぎりぎりで行動するから疲れる。
    余裕を持って行動すれば疲れない。
  7. 満腹まで食べるから、疲れる。<br>腹七分目にすれば、疲れない。
    満腹まで食べるから、疲れる。
    腹七分目にすれば、疲れない。
  8. 競争するから疲れる。<br>競走をやめれば疲れない。
    競争するから疲れる。
    競走をやめれば疲れない。
  9. せかせかハイペースで生きるから疲れる。<br>のんびりマイペースで生きれば疲れない。
    せかせかハイペースで生きるから疲れる。
    のんびりマイペースで生きれば疲れない。
  10. 腰が曲がっているから疲れる。<br>背筋を伸ばしていれば疲れない。
    腰が曲がっているから疲れる。
    背筋を伸ばしていれば疲れない。
  11. 欲張って多くを求めるから、疲れる。<br>必要最小限で満足すれば、疲れない。
    欲張って多くを求めるから、疲れる。
    必要最小限で満足すれば、疲れない。
  12. 嫌いなことをやるから疲れる。<br>好きなことをすれば疲れない。
    嫌いなことをやるから疲れる。
    好きなことをすれば疲れない。
  13. 頑張るから疲れる。<br>楽しめば疲れない。
    頑張るから疲れる。
    楽しめば疲れない。
  14. 「面倒くさい」と思うから疲れる。<br>「面白そう」と思えば疲れない。
    「面倒くさい」と思うから疲れる。
    「面白そう」と思えば疲れない。
  15. 背伸びをして生きるから疲れる。<br>等身大で生きれば疲れない。
    背伸びをして生きるから疲れる。
    等身大で生きれば疲れない。
  16. 精神論だから疲れる。<br>方法論になれば疲れない。
    精神論だから疲れる。
    方法論になれば疲れない。
  17. 自分に合っていないことをしているから疲れる。<br>自分に合ったことをしていれば疲れない。
    自分に合っていないことをしているから疲れる。
    自分に合ったことをしていれば疲れない。
  18. 持ち物が多いから疲れる。<br>持ち物を減らせば疲れない。
    持ち物が多いから疲れる。
    持ち物を減らせば疲れない。
  19. 何でも1人でやろうとするから、疲れる。<br>素直に人の力を借りれば、疲れない。
    何でも1人でやろうとするから、疲れる。
    素直に人の力を借りれば、疲れない。
  20. 見返りを求めるから疲れる。<br>見返りを求めなければ疲れない。
    見返りを求めるから疲れる。
    見返りを求めなければ疲れない。
  21. 眉間に力を入れるから疲れる。<br>口角に力を入れれば疲れない。
    眉間に力を入れるから疲れる。
    口角に力を入れれば疲れない。
  22. 優柔不断だから疲れる。<br>即断即決になれば疲れない。
    優柔不断だから疲れる。
    即断即決になれば疲れない。
  23. 一度にやろうとするから疲れる。<br>1つずつ片付ければ疲れない。
    一度にやろうとするから疲れる。
    1つずつ片付ければ疲れない。
  24. 一声を迷うから、疲れる。<br>すぐ一声をかければ、疲れない。
    一声を迷うから、疲れる。
    すぐ一声をかければ、疲れない。
  25. ストレスをためるから、疲れる。<br>ストレスを吐き出せば、疲れない。
    ストレスをためるから、疲れる。
    ストレスを吐き出せば、疲れない。
  26. 「行く手を阻む壁」と思うから疲れる。<br>「未来につながる扉」と思えば疲れない。
    「行く手を阻む壁」と思うから疲れる。
    「未来につながる扉」と思えば疲れない。
  27. じっとしているから、疲れる。<br>動いていれば、疲れない。
    じっとしているから、疲れる。
    動いていれば、疲れない。
  28. 期待するから疲れる。<br>期待しないと疲れない。
    期待するから疲れる。
    期待しないと疲れない。
  29. 時代の流れに逆らうから疲れる。<br>時代の流れに従えば疲れない。
    時代の流れに逆らうから疲れる。
    時代の流れに従えば疲れない。
  30. 許さないから疲れる。<br>許すと疲れない。
    許さないから疲れる。
    許すと疲れない。

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