執筆者:水口貴博

おいしく楽しく外食をする30の方法

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食の楽しみは、メニューを選ぶところから始まっている。

食の楽しみは、メニューを選ぶところから始まっている。 | おいしく楽しく外食をする30の方法

レストランで食事を楽しむ瞬間といえば、どんなときでしょうか。

やはり料理を食べているときではないでしょうか。

おいしい料理を食べるためにレストランに来ているのですから、当然のことと思われます。

しかし、実はもっと早い段階から始まっています。

それは「メニューを選ぶ時間」です。

食の楽しみは、メニューを選ぶところから始まっている

レストランに入って、席に案内され、テーブルに着きます。

メニューを広げて「どれを食べようかな」と考える時間があるでしょう。

このときからすでに食の楽しみが始まっています。

「これがおいしそう。これもおいしそう。どれにしようか迷っちゃうなあ」

あれこれ見ながら迷う時間があるでしょう。

頭の中では食べたときの味を思い浮かべます。

人には素晴らしい想像力があります。

まだ食事を食べてはいませんが、頭の中では料理の味を思い浮かべるでしょう。

自分がそれを食べると、どんな気持ちになるかイメージします。

おいしそうな味をイメージすると、にやにやしますね。

食べたときの自分がどれだけ幸せな気分になれるか想像するでしょう。

よだれが出そうになったり胃袋がざわついたりします。

食の楽しみは、メニューを選ぶところから始まっているのです。

メニューを選ぶ時間を、じっくり味わう

メニューを選ぶ時間を面倒くさがるのは損です。

メニューを選ぶ時間を、じっくり楽しんでください。

迷うことはストレスのはずですが、このときばかりは妙に気持ちいい。

食べている時間が「舌で味わう」とするなら、メニューを選ぶ時間は「心で味わう」です。

まだ料理は食べていなくても、おいしさをイメージして、心で味わう時間です。

メインメニューを選ぶときからデザートのことまで考えていれば、ますますイメージが膨らんでわくわくするでしょう。

同席者がいるなら「どれを食べようか」と一緒に考える時間を大切にしましょう。

「これもいいね。あれもいいね」と一緒に考えるのがいいのです。

一緒にメニューを考えると、共同作業をしているような気分になって情も深まっていくでしょう。

相手が友人であれば友情が深まり、パートナーであれば愛情が深まります。

まだ食事は食べていなくても楽しい時間を過ごしています。

メニューを選んでいる時間が、すでに豊かな時間です。

おいしく楽しく外食をする方法(9)
  • 食べている時間だけでなく、メニューを選ぶ時間も、味わう。
どちらもおいしそうと思ったものは、どちらを選んでも正解。

おいしく楽しく外食をする30の方法

  1. 外食には、人生を変える力がある。
  2. いい外食をしようと思ったら、自分が何を求めているのか理解しておくことが大切。
  3. お店に行くときは、車より徒歩を選ぶ。
    少しでも歩く距離を伸ばしておなかをすかせよう。
  4. 食べたいものを食べるために、遠くまで出かけることもあっていい。
  5. きちんとした服に着替えてからレストランに行くと、よりおいしくいただける。
  6. 店内に入ったら、まず雰囲気を楽しもう。
    店内の雰囲気も、1つの芸術作品。
  7. 無料でいただける水もお茶も、店側にとっては有料。
    外食の1つとしておいしくありがたくいただく。
  8. 外食のときくらい、わがままになっていい。
  9. 食の楽しみは、メニューを選ぶところから始まっている。
  10. どちらもおいしそうと思ったものは、どちらを選んでも正解。
  11. 普段なら絶対注文しないものを注文するだけで、チャレンジしたことになる。
  12. 食後のデザートがあるなら、食前のデザートがあってもいいはずだ。
  13. 料理を注文したら、ぼうっと待つのではない。
    わくわくしながら待つのだ。
  14. 「おすすめは何ですか」を聞くと、新しい出会いが待っている。
  15. 完売で断られてもいらいらしない。
    次の楽しみができたと思えばいい。
  16. 「おいしいですか」という聞き方は、相手を困らせる質問。
  17. どんな料理かわからないときは、店員さんにきちんと聞く。
  18. にこにこしながら食事をするだけで、お店の雰囲気作りに貢献できる。
  19. レストランで「ハッピーバースデー」の歌声が聞こえてきたときのマナー。
  20. 季節限定メニューは、今期しか楽しめない。
    「また今度」と思っているうちに販売が終了する。
  21. 食べる前に、どんな味かイメージしてみよう。
    クイズの答え合わせをする感覚で食べてみよう。
  22. 本当に外食を楽しみたいなら、おごってもらうより身銭を切るほうがいい。
  23. テーブルに置かれたキャンドルは、じっと見つめるもの。
    あなたを幻想の世界にいざなってくれる。
  24. 相手の食べ残しは、あなたが代わりに食べてもいい。
  25. タイミングによって味が変わることも、外食の面白さ。
  26. 期待外れのお店であっても、悪口は言わない。
  27. 当たりのお店のときは、遠慮なく、たっぷり褒めていい。
  28. 食べきれないときは、残すよりテイクアウト。
  29. 第一印象の悪いレストランでも、もう一度楽しんでみる。
  30. 外食の理由は何でもいい。
    「今週はまだ外食をしていない」という理由で出かけよう。

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