執筆者:水口貴博

おいしく楽しく外食をする30の方法

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第一印象の悪いレストランでも、もう一度楽しんでみる。

第一印象の悪いレストランでも、もう一度楽しんでみる。 | おいしく楽しく外食をする30の方法

第一印象の悪いレストランに遭遇することがあります。

「あのレストランはサービスが悪かった。もう二度と行かない」

そう思うかもしれませんが、決めつけるのはよくありません。

第一印象が悪くても、それだけですべてを決めつけないことです。

もちろん本当に質の悪いレストランということもありますが、一度の体験だけで決めつけるのは早計です。

たまたま新人の店員さんに当たっただけかもしれません。

たまたま混み合っていた時間帯だったのかもしれません。

たまたまにぎやかな団体客がいるタイミングだったのかもしれません。

事情なりタイミングなり何らかの悪条件が重なって、サービスの質が低下することはあるものです。

「常に安定したサービスを提供するものだ」という考え方もありますが、そこにいるのは人間です。

少なからずサービスに波があるのは当然です。

人間ですから、うっかりすることがあれば慣れるのに時間がかかることもあるでしょう。

たまたまマナーの悪いお客さんがやってきたり急に団体客が押し寄せてきたりなど、不可抗力もあります。

第一印象が悪いレストランだからといって、一度の体験だけですべてを決めつけるのはよくありません。

心が狭いと息苦しい生き方になります。

たった1回のNGでいきなりレッドカードを出すと、食の可能性の制限にもつながります。

第一印象の悪いレストランでも、もう一度楽しんでみる

第一印象の悪いレストランでも、もう一度楽しんでみましょう。

「あのときはたまたまだったのかもしれない」

偶然の可能性を考えてみることです。

前回お客さんが混んでいた時間であれば、今回はすいている時間帯に行ってみましょう。

前回ランチをいただいたのなら、今回はディナーを楽しんでみましょう。

2回目は意外と心地よく感じるかもしれません。

きちんとサービスが行き届いていて、悪印象から好印象に変わることがあります。

人間関係でも、第一印象の悪い人が後から印象よく変わることがありますが、同じことがレストランでも起こりえます。

敗者復活戦のチャンスを与えるくらいの余裕はあってもいいのではないでしょうか。

2回目も同じく悪印象になれば仕方ありませんが、再チャレンジの価値はあるでしょう。

ちょっとタイミングが悪かっただけかもしれません。

第一印象の悪かったレストランが、後からお気に入りのレストランになる可能性もあるのです。

おいしく楽しく外食をする方法(29)
  • 第一印象の悪かったレストランでも、期待を込めて、もう一度楽しんでみる。
外食の理由は何でもいい。
「今週はまだ外食をしていない」という理由で出かけよう。

おいしく楽しく外食をする30の方法

  1. 外食には、人生を変える力がある。
  2. いい外食をしようと思ったら、自分が何を求めているのか理解しておくことが大切。
  3. お店に行くときは、車より徒歩を選ぶ。
    少しでも歩く距離を伸ばしておなかをすかせよう。
  4. 食べたいものを食べるために、遠くまで出かけることもあっていい。
  5. きちんとした服に着替えてからレストランに行くと、よりおいしくいただける。
  6. 店内に入ったら、まず雰囲気を楽しもう。
    店内の雰囲気も、1つの芸術作品。
  7. 無料でいただける水もお茶も、店側にとっては有料。
    外食の1つとしておいしくありがたくいただく。
  8. 外食のときくらい、わがままになっていい。
  9. 食の楽しみは、メニューを選ぶところから始まっている。
  10. どちらもおいしそうと思ったものは、どちらを選んでも正解。
  11. 普段なら絶対注文しないものを注文するだけで、チャレンジしたことになる。
  12. 食後のデザートがあるなら、食前のデザートがあってもいいはずだ。
  13. 料理を注文したら、ぼうっと待つのではない。
    わくわくしながら待つのだ。
  14. 「おすすめは何ですか」を聞くと、新しい出会いが待っている。
  15. 完売で断られてもいらいらしない。
    次の楽しみができたと思えばいい。
  16. 「おいしいですか」という聞き方は、相手を困らせる質問。
  17. どんな料理かわからないときは、店員さんにきちんと聞く。
  18. にこにこしながら食事をするだけで、お店の雰囲気作りに貢献できる。
  19. レストランで「ハッピーバースデー」の歌声が聞こえてきたときのマナー。
  20. 季節限定メニューは、今期しか楽しめない。
    「また今度」と思っているうちに販売が終了する。
  21. 食べる前に、どんな味かイメージしてみよう。
    クイズの答え合わせをする感覚で食べてみよう。
  22. 本当に外食を楽しみたいなら、おごってもらうより身銭を切るほうがいい。
  23. テーブルに置かれたキャンドルは、じっと見つめるもの。
    あなたを幻想の世界にいざなってくれる。
  24. 相手の食べ残しは、あなたが代わりに食べてもいい。
  25. タイミングによって味が変わることも、外食の面白さ。
  26. 期待外れのお店であっても、悪口は言わない。
  27. 当たりのお店のときは、遠慮なく、たっぷり褒めていい。
  28. 食べきれないときは、残すよりテイクアウト。
  29. 第一印象の悪いレストランでも、もう一度楽しんでみる。
  30. 外食の理由は何でもいい。
    「今週はまだ外食をしていない」という理由で出かけよう。

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