お店によっては「文字だけのメニュー」ということがあります。
写真がついていればイメージできますが、文字だけの場合、どんな料理なのかよくわからず首をかしげることがあるでしょう。
特に高級レストランでは、文字だけで書かれたメニューが一般的です。
しかも聞き慣れない言葉であることが多く、イメージが膨らみにくいことも少なくありません。
こういうときの対処はシンプルです。
店員さんに聞くだけです。
にっこりしながら「こういうものですよ」と詳しく教えてくれるでしょう。
「わざわざ聞くのは恥ずかしい」
「店員さんの迷惑になるのではないか」
心理的抵抗があって店員さんに聞かない人もいるかもしれません。
「まあいいか」でスルーすることがあるでしょう。
ここがポイントです。
ためらったり恥ずかしがったりして聞かないままでは料理をイメージできません。
思わぬ機会損失につながる可能性もあります。
意外とそういうものに限って素晴らしいという料理ということがあります。
知らないことを聞くのは恥ずかしいことではありません。
普通のことです。
店員さんはメニューに詳しいはずですから、具体的に応えてくれるでしょう。
店員さんの迷惑になると思いますが、それもまた誤解です。
知らないことを聞くだけのことです。
わからないことを聞くことは、マナー違反でも何でもありません。
お客さんの質問に答えるのは、店員さんの仕事です。
店員さんは、お客さんから料理のイメージについて質問されると、頼られたことに喜びを覚え、やる気が出ます。
仮に新人さんですぐ答えられなくても「次はきちんと答えられるようになっておこう」と思って、学習意欲が向上するでしょう。
質問することで、店員さんのやる気アップに貢献できます。
お互いにとってプラスなのですから聞かないと損です。
わからないことを聞くのは当たり前のことです。
当たり前のことですが、心理的抵抗があってきちんと実行できていない人が少なくありません。
あなたもそうなっていないか振り返ってみてください。
どんな料理かわからないときは、店員さんにきちんと聞くだけでいいのです。
具体的に聞けば、料理のイメージが湧いてくるでしょう。
「なるほど」とうなずいて納得できれば、料理を注文しやすくなります。
メニューでは文字だけで地味に見えても、実際に登場すると、素晴らしい料理というのはよくあること。
それが運命の料理になるかもしれません。