「チャレンジをする」
そう聞いたとき、どんな取り組みを浮かべるでしょうか。
チャレンジというくらいですから、リスクがあって難しく大変なことに取り組むイメージを浮かべるかもしれません。
もちろんそうした取り組みもチャレンジですが、もっと肩の力を抜いて考えてください。
もっと身近なところにシンプルなチャレンジがあります。
それは、お店で料理を注文することです。
それくらいなら簡単と思うかもしれませんが、ここがポイントです。
普通に食べたいものを注文するのではありません。
普段なら絶対注文しないものを注文するのです。
お店に入ってメニューを見たとき、普段なら絶対注文しないものがあるでしょう。
普段なら確実に避けている料理があるはずです。
それを注文してみましょう。
普段なら絶対注文しないものを注文するだけでいいのです。
「こんなのは怖い」「どんな味かわからない」と思いますが、だからチャレンジです。
「絶対」という点が重要です。
「たまに注文する」「一度だけ注文したことがある」ではダメです。
過去に食べた経験があるものは2回目になるため、チャレンジをしたことにはなりません。
「普段なら絶対注文しないもの」という点を意識しながら、注文してみましょう。
騙されたつもりで注文してみてください。
「ものは試し」「怖いもの見たさ」のつもりでもかまいません。
仕方なく注文するのではなく、あくまで第一希望として注文することが大切です。
これだけでいいのです。
これだけで、チャレンジしたことになります。
「どんな味かな」とどきどきしますが、だからいいのです。
「おいしくないかもしれない」「涙目になるかもしれない」「食べきれず残してしまうかもしれない」というリスクがあります。
きちんと身銭を切っていて、経済的な負担もあります。
一定のリスクを負っていることになるので、十分なチャレンジとしてカウントできます。
ぜひ、新しい料理を開拓してください。
新しいお店の開拓があるなら、新しい料理の開拓もあっていいはずです。
食べてみると、意外な発見をすることがあります。
見た目はよくないのに、食べてみると意外とおいしいかもしれません。
味と見た目が一致しないのは日常茶飯事。
食わず嫌いはよくありません。
試しに食べてみると意外とおいしくて、はまってしまう可能性もゼロではありません。
イメージのとおりか、そうでないかは、食べてからのお楽しみです。
普段なら絶対注文しないものを注文するだけで、あなたは勇者です。
リスクを取って、チャレンジしたことになります。