執筆者:水口貴博

おいしく楽しく外食をする30の方法

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タイミングによって味が変わることも、外食の面白さ。

タイミングによって味が変わることも、外食の面白さ。 | おいしく楽しく外食をする30の方法

外食をするとき、タイミングによって味が変わることがあります。

何度も注文したことがある料理であれば、いつもと違うとすぐわかります。

「おや、いつもと同じ料理のはずなのに、今回はちょっと雰囲気が違うな」

味・歯ごたえ・盛り付けなど、いつもと違っていることがあるものです。

原因はさまざまです。

作る人が違っていたのかもしれません。

食材に違いがあったのかもしれません。

飲食店は本来、安定した品質で料理を提供すべきですが、常に100パーセント実現するのは難しいことがあります。

同じ料理とはいえ、タイミングによって出来に差が出てしまうこともあります。

味覚が発達している人なら、なおさら小さな変化に気づくでしょう。

もちろんあまりに出来が悪ければ、料理を作り直してもらったほうがいいでしょう。

せっかくお金を払っているのですから作り直してもらう権利があります。

しかし、ちょっと味が違う程度であれば、そのままいただくのも悪くありません。

レシピどおりに作っているとはいえ、作っている人の腕によって味に差が出ることがあるものです。

あなたも料理を作るとき、タイミングによって味に違いが出てくることはあるでしょう。

同じ食材であっても、ものによって状態に違いがあって、味や鮮度の差につながることがあります。

「糖度10」とうたったトマトでも、実際は糖度が「9」や「11」ということがあります。

鮮度の高いものやデリケートなものは誤差が生じやすくなり、それは仕方のないことです。

小さなずれではありますが、トラブルと言うほどでもありません。

小さなことにいらいらしているとストレスを感じやすくなり、老けるのも早くなってしまいます。

タイミングによって味が変わることも、外食の面白さと考える

ここで発想の転換です。

タイミングによって味が変わることも、外食の面白さと考えましょう。

「いつもと違った味をしているね。新人さんが作ったのかな」

「いつもと違った歯ごたえだね。いつもと違った作り方をしたのかな」

「いつもと違った盛り付けだね。新しいチャレンジを取り入れたのかな」

原因追及や犯人捜しは考えません。

面白い変化球として楽しみましょう。

純粋に変化を楽しむのです。

見方を変えれば、あなたの度量を広げるチャンスです。

ポジティブに受け止めれば、あなたの度量も広がって、ますます外食を楽しめます。

おいしく楽しく外食をする方法(25)
  • タイミングによって味が変わることも、外食の面白さと考える。
期待外れのお店であっても、悪口は言わない。

おいしく楽しく外食をする30の方法

  1. 外食には、人生を変える力がある。
  2. いい外食をしようと思ったら、自分が何を求めているのか理解しておくことが大切。
  3. お店に行くときは、車より徒歩を選ぶ。
    少しでも歩く距離を伸ばしておなかをすかせよう。
  4. 食べたいものを食べるために、遠くまで出かけることもあっていい。
  5. きちんとした服に着替えてからレストランに行くと、よりおいしくいただける。
  6. 店内に入ったら、まず雰囲気を楽しもう。
    店内の雰囲気も、1つの芸術作品。
  7. 無料でいただける水もお茶も、店側にとっては有料。
    外食の1つとしておいしくありがたくいただく。
  8. 外食のときくらい、わがままになっていい。
  9. 食の楽しみは、メニューを選ぶところから始まっている。
  10. どちらもおいしそうと思ったものは、どちらを選んでも正解。
  11. 普段なら絶対注文しないものを注文するだけで、チャレンジしたことになる。
  12. 食後のデザートがあるなら、食前のデザートがあってもいいはずだ。
  13. 料理を注文したら、ぼうっと待つのではない。
    わくわくしながら待つのだ。
  14. 「おすすめは何ですか」を聞くと、新しい出会いが待っている。
  15. 完売で断られてもいらいらしない。
    次の楽しみができたと思えばいい。
  16. 「おいしいですか」という聞き方は、相手を困らせる質問。
  17. どんな料理かわからないときは、店員さんにきちんと聞く。
  18. にこにこしながら食事をするだけで、お店の雰囲気作りに貢献できる。
  19. レストランで「ハッピーバースデー」の歌声が聞こえてきたときのマナー。
  20. 季節限定メニューは、今期しか楽しめない。
    「また今度」と思っているうちに販売が終了する。
  21. 食べる前に、どんな味かイメージしてみよう。
    クイズの答え合わせをする感覚で食べてみよう。
  22. 本当に外食を楽しみたいなら、おごってもらうより身銭を切るほうがいい。
  23. テーブルに置かれたキャンドルは、じっと見つめるもの。
    あなたを幻想の世界にいざなってくれる。
  24. 相手の食べ残しは、あなたが代わりに食べてもいい。
  25. タイミングによって味が変わることも、外食の面白さ。
  26. 期待外れのお店であっても、悪口は言わない。
  27. 当たりのお店のときは、遠慮なく、たっぷり褒めていい。
  28. 食べきれないときは、残すよりテイクアウト。
  29. 第一印象の悪いレストランでも、もう一度楽しんでみる。
  30. 外食の理由は何でもいい。
    「今週はまだ外食をしていない」という理由で出かけよう。

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