親しい友人と電話をするなら、時間帯に注意しましょう。
時間さえあれば、いつでもいいように思えますが、油断は禁物です。
同じ話題でも、日中と夜中とでは、話の成り行きに影響するからです。
まず気をつけたいのは、夕方以降の電話です。
夕方以降のほうが、時間に余裕があって周りも静かなので、電話もしやすいように思うかもしれません。
たしかに日中に学校や仕事があれば、夕方以降が都合のよいタイミングでしょう。
時間に余裕があれば、長電話もたっぷりできます。
日付が変わるまで、思う存分話をするのも悪くありません。
時間とスケジュールの都合で仕方ない場面もありますが、できるだけ夕方以降の電話には注意したほうがいいでしょう。
夕方以降の電話は、会話や雰囲気がだらけやすいからです。
ゆっくり話はできるかもしれませんが、気持ちがたるんで、きちんとした会話がしにくい。
まったりした雰囲気を通り越して、だらだらします。
なかなかテンションが上がらず、もやもやしながら話をすることになるでしょう。
なにより暗い話題になりがちです。
夜は、悲観的になりやすい時間帯です。
外は暗くて疲れもたまっているので、話す内容も自然と暗くなります。
「このままではまずい」「もうダメだ」「希望がない」という方向に話が傾いていくでしょう。
だらだらした話になる上、会話内容も暗くなりやすいのです。
特に注意したいのは深夜の電話です。
深夜の電話で約束したことは、ほとんど守られません。
お互い寝ぼけながら話をしています。
「じゃあ○○するね」と約束しても、次の日になると「ごめんごめん、忘れてた」となります。
寝ぼけながらする約束は、本気なのか冗談なのか、よくわからないのです。
友人と電話をするなら、日中に電話をしましょう。
外が明るいうちに電話をすること。
友人ともっと仲良くなりたいなら、なおさら日中がおすすめです。
日中の電話ならだらだらしません。
思考が明瞭なので、きびきびした会話ができます。
自然と明るいテーマで話をすることができます。
声のトーンは明るく、テンションも高く、会話のテンポもよくなります。
日中は外が明るいので、自然と明るいことを話しやすいのです。
建設的でポジティブな会話ができるでしょう。
明るい話をすると、友人との関係もますますよくなります。
悩み事の相談も、日中がおすすめです。
お互いの思考が明瞭なので、しっかり話を聞いてもらえ、きちんとしたアドバイスがもらえるでしょう。
単なる連絡程度なら夜中でもいいですが、プライベートに関する深い話をするなら、日中こそおすすめです。
同じ電話でも、日中と夜中とでは、そのくらい会話の成り行きが変わるのです。