執筆者:水口貴博

早朝の散歩習慣のすすめ

25

友人と話ながら歩くと、あっという間に、長距離が歩くことができる。

友人と話ながら歩くと、あっという間に、長距離が歩くことができる。 | 早朝の散歩習慣のすすめ

ときどき、友人と携帯電話で話しながら歩くことがあります。

会社の帰りに電話がかかってきて、お互いに近況を話し合います。

「お疲れさま。今日の仕事はどうだった?」

別にたわいない会話内容です。

時には恋について話をしたり、将来のことについて話をしたりなど、次第に輪が広がります。

するとです。

話しながら歩いているうちに、家に着いてしまいます。

友人と電話で会話しながらの場合、なぜか、時間の流れが速く感じられます。

「おや。もう家に着いてしまった。もう少し話を続けたいなあ」

あなたにも、そうした経験があるのではないでしょうか。

友人と携帯電話で話に夢中になっていると、本当に時間が経つのは一瞬です。

「いつの間にかこんなに歩いてしまった」という経験はありませんか。

会話をしながら歩くなら、長距離が歩けます。

友人との楽しい会話に意識が向いて、運動の疲れが気にならなくなるからです。

ここに意外な散歩のポイントが隠されています。

楽しく散歩をするなら、やはり実際に友人と一緒に歩くのが一番です。

しかし、住んでいるところが遠くに離れていると、なかなかそうもいきません。

そこで散歩をするときには、携帯電話を片手に歩いてみてはどうでしょうか。

相手がどこに住んでいようと、疑似的に友人と一緒に散歩を楽しんでいる状況を作り出せます。

極端に言えば、地球の裏側にいる人と国際電話をしながら、散歩をすることも可能です。

これは素晴らしい可能性です。

運動ができますし、また会話に夢中になることで、疲れも感じにくくなるでしょう。

そればかりか、会話で友人との仲も深められます。

あなたの持っている携帯電話は、意外な散歩の効用を秘めているのです。

早朝の散歩習慣のすすめ(25)
  • 携帯電話で話しながら、歩く。
近所は、あまりに身近すぎるから、発見を見落としやすい。

早朝の散歩習慣のすすめ

  1. 人類は、頭を使うことで、生存競争を勝ち抜いた。
  2. 私たちは今、人類史上、最も「歩かない時代」に直面している。
  3. 頭を使って進化した人類なら、運動不足の困難も、頭を使って乗り越えられるはずだ。
  4. 「歩き」と「乗り物」は、状況に応じて使い分ける。
  5. 大変なのは最初だけ。
    歩くにつれて、楽になる。
  6. 散歩は知らず知らずの間に、意外な部分を活性化させている。
  7. 散歩は、たった100歩から始めると、うまくいく。
  8. 早朝こそ、散歩の恩恵を最も享受しやすいタイミング。
  9. 朝に散歩をすると、大変なことが1回減る。
  10. 歩くときに大切なのは、歩数や歩幅より、背筋。
  11. わずかな寄り道が、疲れを吹き飛ばしてくれる。
  12. 散歩に、運動神経はいらない。
  13. 植物の専門書を持ち歩けば、単なる散歩が勉強へと変わる。
  14. 植物の専門書を持って歩くと、自然と植物への感性が磨かれる。
  15. ウォーキングは、免疫力を高める手軽な方法。
  16. 運動は、しなくても、しすぎてもいけない。
  17. 名医は、靴底を見る。
    靴底だけは嘘をつかない。
  18. 1日10,000歩歩くより、1週間続けるほうが、はるかに大変。
  19. 気分によって、散歩のペースが変わるのではない。
    散歩のペースによって、気分が変わる。
  20. 規則正しいから散歩をするのではない。
    散歩をするから規則正しくなる。
  21. 散歩用シューズは、習慣になる前に買ってもいい。
  22. 散歩を続ける工夫は、難しそうで、簡単。
  23. くよくよ悩む暇があるなら、とにかく歩け。
  24. 目で本を読むより、耳で本を読むほうが、考えが膨らみやすい。
  25. 友人と話ながら歩くと、あっという間に、長距離が歩くことができる。
  26. 近所は、あまりに身近すぎるから、発見を見落としやすい。
  27. リラックスを求めるなら、晴れの日より、むしろ雨の日のほうがいい。
  28. 落ち込んだときこそ、歩く。
    悲しいときがあったときこそ、歩く。
  29. 歩くことで、骨が丈夫になる。
  30. 「いつかやろう」と思っている人は、永遠にすることはない。

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