執筆者:水口貴博

人生の幸福感を高める30の方法

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ベストタイミングは、すでに決められていることではなく、自分が決めていくもの。

ベストタイミングは、すでに決められていることではなく、自分が決めていくもの。 | 人生の幸福感を高める30の方法

人生では、ベストタイミングを逃すことがあります。

約束の時間にかなり早く到着したら「早すぎた」と思うかもしれません。

「もう少しゆっくりしてもよかった」と思うこともあるでしょう。

年齢を重ねてから習い事を始めたとき「遅すぎた」と思うかもしれません。

「もっと早く始めればよかった」と後悔することもあるでしょう。

ベストタイミングを意識すると「早すぎた」「遅すぎた」と思うことがあります。

しかし、ここに誤解があります。

人生には、遅すぎることもなければ早すぎることもありません。

あなたが「ちょうどいい」と思えば、ちょうどいいのです。

何かをしたい気持ちになれば、そのときに行動するのがベストタイミングです。

たとえ時期やタイミングが悪くても「ちょうどいい」と考えましょう。

常に今をベストタイミングにする努力をすることです。

ベストタイミングにする努力をすれば、何でもベストタイミングに変わります。

たとえば、約束の時間に早く到着してしまったとします。

「早すぎたかな」と思いそうになっても「ちょうどいい」と考えるようにしましょう。

「身だしなみを整える準備ができた」

「少し本を読む時間ができた」

「気持ちを整える時間ができた」

「ちょうどいい」と思うことで、物事の見方がベストに調整され、だんだんちょうどよく感じてきます。

逆の遅すぎるパターンも同じです。

習い事を始めるとき「遅すぎた」と考えそうになっても「ちょうどいい」と考えましょう。

「今こそ新しいことを始めるベストタイミング」

「年齢を重ねている今のほうが楽しめる」

「人生経験を生かすには、今がちょうどいいタイミング」

「ちょうどいい」と思うことで、心がプラスの方向に向いて、だんだん本当にそう思えてくるようになります。

「遅すぎた」「早すぎた」とくよくよしていると、本当に後悔してしまいます。

小さなことをためらって、何も行動しなくなるほうが、はるかに悪影響です。

夢を追いかけることに、早すぎることもなければ遅すぎることもありません。

「始めよう」と思ったときが、ベストタイミングです。

周りがなんと言おうと、自分の中で「ちょうどいい」という声を貫くことです。

ベストタイミングでなくても、考え方や受け止め方を変えて、ベストタイミングにする努力をすることです。

「早すぎた」と思うことは「ちょうどいい」と考えましょう。

「遅すぎた」と思うことも「ちょうどいい」と考えましょう。

ベストタイミングは、すでに決められていることではなく、自分が決めていくものなのです。

人生の幸福感を高める方法(10)
  • 遅すぎても早すぎても「ちょうどいい」と考えるようにする。
満足の基準は、上げるのではなく下げるのが、幸せの近道。

人生の幸福感を高める30の方法

  1. 朝、眠りから目覚めることができただけで、すでに幸せ。
  2. 達成感を得るチャンスは身近にある。
    食事を完食するだけでいい。
  3. 今日は、一番お気に入りの服を着て出かけよう。
  4. 自覚の嘘は怖い。
    無自覚の嘘は、もっと怖い。
  5. 夕方以降の電話には要注意。
    仲良くなりたい人とは、日中に電話をしよう。
  6. 「自分にも責任があるのではないか」と振り返る人に、悪い人はいない。
  7. 結論のあるコミュニケーションもいい。
    結論のないコミュニケーションもいい。
  8. 靴は、あなたと地面の仲介役。
    たまには靴の労をねぎらおう。
  9. 早起きがつらいのは、就寝時間が遅いから。
    睡眠時間が短ければ、早起きがつらくて当然。
  10. ベストタイミングは、すでに決められていることではなく、自分が決めていくもの。
  11. 満足の基準は、上げるのではなく下げるのが、幸せの近道。
  12. 失敗の多い人生でも、何もない人生に比べれば、はるかに幸せ。
  13. 上司の厳しさは、期待の裏返し。
  14. 爪の手入れも、自己管理の一環。
  15. あなたはもっと時間が増せる。
    しなくてもいい仕事をやめるだけでいい。
  16. 決まり文句に一言付け加えるだけで、日常が豊かになる。
  17. イメージチェンジは、自分らしくない服を買ってこそ意味がある。
  18. 海には「表情」がある。
  19. 見ることができるだけで、十分幸せなこと。
  20. 第三者の褒め言葉は伝えるためにある。
    ウィンザー効果を活用しよう。
  21. プレッシャーを与えている本当の犯人は、自分。
  22. 冷たい飲み物も温かい飲み物も、1秒ごとに味わいが変わっている。
  23. 「私も同じ考え、同じ気持ち」と言うだけでも、話のネタになる。
  24. 忙しい日常もいい。
    暇な日常もいい。
  25. 人を喜ばせる趣味を持とう。
    相手も自分も幸せにできる。
  26. 日付は日記の代わりになる。
    日付を付けるだけで、日記を書いたことになる。
  27. 「最悪」と騒いでいるなら、まだ最悪ではない。
  28. 感動して大泣きできる経験は、人生最高の贅沢。
  29. 文句ばかり言う人こそ、陰で文句を言われる。
  30. 価値観が同じなのもいい。
    価値観が違うのもいい。
    出会いはすべて素晴らしい。

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